許嫁は狼のオジサマ (Page 2)
影狼は不敵な笑みを浮かべながら、俺のペニスからアナルの入口に手を滑らせた。
その指がアナルに触れた瞬間、俺は弾けるように体を震わせた。
「あぁッ…な、何…今の」
「ククッ…だいぶ敏感になってきたみたいだな」
「俺…変ッ、いつもはこんなじゃないのに!!」
「当たり前だ、媚薬を仕込んでやったからな」
「び、媚薬?!」
「お前が狸寝入りなんてしているから、キスのついでに唾液に混ぜてやったんだよ」
影狼はそう言いながら、懐から赤い小瓶を取り出した。
そして蓋を開けると、俺のペニスに瓶の液体を垂らした。
粘り気のある液体は俺のペニスから陰のうを伝って、アナルの入口まで垂れていく。
すると、液体の触れたところがジンジンと熱を帯びてきた。
「何これ…熱い…」
「媚薬の原液だ」
「原液…?」
「先程は唾液で薄めてやったから効果が弱かったんだろうが、これは本来即効性なんだ」
影狼は俺のアナルに指をグリグリと押し込んだ。
その瞬間、俺の体は強い快感とともに飛び上がった。
「あ…?な、何で…嫌ぁ…」
「ククク…可愛らしい反応じゃないか」
「ぃ、言うなぁ…!」
「ほら、口では嫌がっても…中はこんなに蕩けてるぞ?」
気がつくと影狼の指が3本に増やされていた。
俺の反応を見て笑みを浮かべる影狼は、そのまま俺のペニスの根っこまでしゃぶりついた。
「あああッ…?!嫌だ、待って…離してぇ!!」
影狼はジュルジュル音を立てながら頭を上下してペニスを吸い上げた。
アナルの中で指がバラバラに動いて、ジリジリした快楽に流される。
「あぁッ…いやぁだッ…イッちゃうぅッ!!」
俺は必死に影狼の服を掴んで首を横に振った。
それでもやめてくれる訳もなく、俺は影狼の口の中に精液を噴き出した。
影狼の口からはドロっとした白濁の液体が溢れ落ちていく。
「いやぁぁ…やだぁぁ…もうやめてぇ…」
「頑固なやつだな…痛みもないのになぜ嫌がる?」
「だって…だってこういうのは…恋人がやるもんじゃんか」
「…は?」
「俺、おもちゃになるの、やだぁ」
「何?俺がいつお前をおもちゃにするって言った?」
俺が泣いて駄々をこねると、影狼は不思議そうに首を傾げた。
そんな影狼に俺はムキになって、投げ捨てられていた小瓶を指さした。
「それ!!使うってことはそういうことなんだろ?俺、知ってるんだからな!」
「何を?」
「俺がアンアン言うのを見て、悦に浸りたいだけなんだろ!…ひゃあん?!」
俺がドヤ顔を決めると、影狼は目を細めてアナルの中の1番ゾクゾクするところを指で引っ掻いた。
「ほらッ、ほらぁ!!図星ッ…ぁッ…」
「そこら辺の馬鹿と一緒にするな」
「やってること、一緒じゃないかぁ!!」
「心のうちは違うという意味だ。俺はお前をおもちゃになんかしない」
「んッ…んんッ…!」
そう思ってるんなら指を止めてくれればいいのに。
影狼は俺のアナルを弄りながら、俺の頬に伝う涙を舌で舐め取った。
「じゃあッ…ぅッ…何で…あぁッ!」
「…後で話す」
俺が言葉を続けてもらおうと口を開けると、影狼の唇が食らいついた。
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