オネエさんのみだらな相談教室 (Page 2)
ぐったりと体をベッドに沈める彼の白濁液を人差し指ですくって、わざと見えるように口に含んだ。
「ん…なによ、ちゃんと出たじゃない」
『はぁ…はぁ…。わけ…わかんな…い…』
「でも、気持ちよかったでしょ?」
『……はい。なんだか…初めての経験で…』
「今まで本当に勃たなかったとは思えないわね」
『…本当は…その…』
「なによ、隠してたことでもあるの?」
『…ヒカリさんで…抜いたことがあって…』
突然の言葉におどろきを隠せなかった。私自身、なんとなく気弱そうで頼りない彼に魅力を感じていたし、好意を寄せていたから。
「ねぇ…私達さ、付き合わない?」
『…え?』
「もちろん、嫌ならいいの。別に気にしないから」
『…おねがい…ます』
「ん?なぁに?」
『こちらこそ、よろしくお願いします…!』
*****
『…おはよ…大輝』
のそのそと布団から出てきた彼は眠そうに目をこすりながら私の腰に手を回す。
「もー、何するのよ、朝から!」
『…勃ってる』
そう言いながら、私のモノを服の上から触り始めた。
「ちょっとやめてちょうだい!…悠斗と初めてシた時のこと思い出しちゃっただけよ」
『なにそれ、可愛いね』
不意に可愛いだなんて言われて照れたのを隠すためにわざと強がってみる。
「あ、当たり前でしょ?私は天下のヒカリ様よ?」
『…違う。今は俺だけの大輝』
あぁ、ほんとにずるくて可愛い私の彼氏。
「……帰ったら覚悟しといてよね」
Fin.
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