愛おしい年上彼氏 (Page 4)

どくどくと脈が乱れる。
どうして余裕に見えるんだよと言いたくなる。

互いの呼吸を合わせ、数十秒の間。

久しぶりの白斗。

妙にしっくりとくるのは俺も欲していたからだろう。

「れん、動いて、いい?」

「早く、しろ……っ」

両膝の感覚がなくなってくる。

白斗を咥えこんだ穴が、その周辺が白斗の先走りとハンドソープでぬるついている感触が、際立ってくる。

大きくしならせた背中を白斗の手のひらが撫で、その手は俺の腰に滑った。

がっちり腰を掴まれ、ぐいっと引き寄せられたかと思うと、そこからは問答無用で揺さぶられた。

「あっ、あ!あ!んっ!ん!」

白斗は力任せに俺を揺する。

俺が、それが好きなことを知っているからだ。

何も考えられないくらいに中を突かれると俺はひどく興奮し、高揚する。

「さ、わって……はく、と……っ」

「どこをっ?」

「俺の、おちん、ちん、……さわって…ぇ」

自分で触るのもいいけど、白斗に擦ってもらうのが一番気持ちがいい。

「おっぱいも触ってあげようか」

「ん、ん……ぜん、ぶ……」

敏感な部分を白斗に触られるだけで気分がいい。

そして、体の奥の一番いいところを突かれながら、名前を呼ばれると、もう何もかもがどうでもよくなる。

「れん」

「あ、っは……あ!」

胸もペニスも穴もぐずぐずにされ、甘い声が俺の名前を呼ぶと、もう無理だった。

それなのに、白斗は強い力で俺の体を後ろから抱き起こし、体勢を変えた。

「んっ、ん!イク!イク!」

「もうちょっとだけ、っ」

この体勢はやばい。

わずかに残っていた余裕がゼロになる。

「ん!あ、あぁっ」

「っ、すっげ……!」

後ろから突かれていたときよりも深く白斗を咥え込んだ俺は、乳首をつままれ、ペニスを上下に擦られながらイッた。

だけど、一人でなんてイかない。
白斗も道連れだ。

「うわ、出るっ……っ!ちょ、れんっ!」

「ふ……」

焦った声を漏らす白斗が、面白かった。

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