【悲報】飼い犬に童貞処女を奪われました! (Page 10)

「ロン、何してるのっ!?そこ、お〇っこ出るとこだから…汚いよぉっ!!」

突然秘部に口づけされて混乱している僕を楽しむように彼は、じゅるじゅると根本にあるボールまで丸ごと口内に押し込もうとしている。

「…んぁ…この匂いたまんねぇ…俺が好きなんだから、亮太のは汚くねぇんだよ…いいか。ここは排泄(はいせつ)するためだけにあるんじゃねぇって知ってるだろ?今、剥いてやるからな」
「えぇ!?」

僕が驚くより早く、ロンは唾液で光る陰茎を人差し指と中指で挟み、親指でふにふにと上下に扱(しご)いた。

「お前も一緒に触ってみろよ。自分のち〇この熱さに驚くぜ?」
「ろぉ…んっ、ぼく…そんなにぃ…さわられたらぁ、おかしくなっちゃうよぉ…お〇っこ漏らしたら恥ずかしい…」
「――漏らしても、俺が全部処理してやっから…つーか亮太の早く剥いてほしくて、ビクビクしてんな…」

僕が何を言おうと、ロンは動きを止めてはくれない。そのまましばらくロンと手を重ね合わせて、皮を被ったペニスを擦っていたんだけど、摩擦に慣れた頃に、彼が指先でゆっくりと包皮を下してくれた。使い慣れていない桃色の亀頭を見て、『初めてだから痛ぇかもしんねぇな』と気休めにシーツを握らせてから、喉を鳴らしたロンは、片手で剥けたばかりの陰茎を思い切り捩じった。

「っ――!!」

強烈な痛みで声が出せずに、身体が仰け反る。彼はそんな僕を見て慌てて、トロトロした液体を根本から亀頭、そして腹部にまでたっぷり掛けてくれたんだけど、大きな手から与えられる摩擦を正直な身体は痛みや気持ち悪さとしか受け取ってくれない。

「ろ…んぅ…ごめん…ごめんねぇ…っ」

痛い、なんて言えない。言いたくない。条件反射で彼の手から逃れようとする身体が憎かった。一生懸命僕に射精の悦びを教えようとしてくれる彼に申し訳なくなって、しゃくりを上げていると、カリ首を摘まんで、真っ赤になった亀頭を手の平で前後に激しく擦っていたロンの動きがようやく止まった。そして、まじまじと掴んでいたソレを見つめて、シュンっとうなだれたんだ。

「――悪い…亮太…俺っ、嫌なことはしねぇって約束したのに…お前の生ち〇こに興奮して…また調子に乗っちまった――」

彼が捻ったり、擦ったり、摘まみ上げたりしたせいで、今まで性的な役割を果たしたことのない亀頭は血が昇ったように充血し、膨れ上がっていた。何もしなくても感度が上がりすぎて、焼けるような痛みがするのに、パンツなんか履いたら摩擦で失神してしまうんじゃないか。

「ロンのばかぁっ!これじゃ家の中に入れないじゃない!」

玄関を抜ければ、リビングがある。真っすぐ階段を上がって自分の部屋に戻ればいいんだろうけど、いつもの『ただいま』の声もロンに弄ばれ過ぎて、上ずりそうだった。
けれど、人間化したロンをガレージに放置すると余計面倒なことになりそうだし…と悩んでいると、彼はまたとんでもない提案をしたのだ。

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