初めてのラブホの相手は職場の先輩でした (Page 4)
こんな気持ちは初めてだ。
太くて硬く、そして熱い。
男の俺でも魅力的だと思う、立派なイチモツである。
少し擦ってやると、先輩は目を閉じて下を向き、はぁ…、と大きく息を吐く。
大人の男が感じている様というのは、こんなにも艶っぽいのかと初めて知った。
また、ゾクゾクとした感覚に襲われる。
イッたばかりだというのに、また血液が下半身に集まってきた。
この、非現実的な状況に、俺は確実に興奮していた。
俺の手で快楽を味わう先輩を目の前にしたら、我慢ができずにもう片方の手で自身に触れた。
すると、今まで味わったことのない、謎の興奮に体中が包まれていった。
はっ、はっ、はっ…。
俺が自慰行為をしていることを察した先輩は、
「それなら、こうしたらいいよ…」
と、またも俺を押し倒し、向かい合う形で横になった。
そして、2本の棒を合わせて握り、擦り着けるようにこねくり回す。
すごく、熱い…。
なんなんだ、コレは…。
2人の手は重なり合い、自身の欲望のままに、そして相手の欲望を満たすように、擦り付け、刺激を与え合った。
初めて味わう刺激と快感…。
こんな世界があったのか、という新発見。
俺はだんだんと頭がぼうっとしてきた。
相手が先輩だということはもう関係ない。
どんどんと快楽の渦に飲まれていく…。
もう限界だ…。
「ヤバっ、また、イキそっ…!」
それでも先輩の手は止まらない。
「やっ、俺、も、イクッ…!
ドピュッ、ピュッ…。
俺は再度、達してしまった…が。
ニチャニチャニチャニチャ…。
俺の吐き出した欲望を利用して、滑りがよくなった2本の棒。
「っんあああああっ!!」
イッた後も先輩の手は止まらなかった。
当然だ。先輩はまだイッていないのだから。
イッたばかりの俺は引き続き与えられる刺激に、頭がおかしくなりそうだった。
数秒後、かすかに、ううっ…!といううめき声が聞こえた。
先輩が達したのだろう。
だが俺の記憶はここまでなので、この先どうしていたのかは闇の中だ。
―――
数日後。
先輩とは以前と変わらず良好な関係で仕事を続けている。
まるで、あの日のことなどなかったかのように。
反して俺は、あれから先輩のことをまともに見れなくなったどころか、何やら胸の中が騒がしい。
あの日のことは、酔って見た夢だったのだろうか。
俺はこの胸のざわつきを、熱くなる体を、これからどうしていったらいい?
その答えを探すために、俺は先輩に声をかける。
「先輩!今日、飲みに行きませんか?」
Fin.
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