この恋の価値観、合ってます? (Page 5)
ドキドキ。
潤が、潤が、やっと、俺の部屋に来た!
焼肉店を出て、そこらのラブホでコトを済ませようとした俺に、行くならおまえの部屋がいいって潤が言ったんだ。
童貞にはラブホは、まだ早かったか。
でもな、勉強してても悪いことはないぞってドヤったんだけど、潤は俺の部屋がいいって、ラブホは断念。
あ~!
俺の部屋の潤がいる!
におい、染み込んでくれないかな!
「意外ときれいにしてるんだな」
「稼いでるからな!まさに肉体労働で!」
水槽の中の熱帯魚の趣味も褒められた。
「潤、来いよ。ベッド、こっち。光栄に思え!部屋に誰かを入れたのはおまえが初めてだ!」
「彼氏は?」
「俺のメガネにかなうメガネはおまえしかいない!」
ベッドに飛び込み、俺は、あっという間に全裸になった。
「俺が言うのもなんだけど、おまえ、ムードとか大事にしろよ」
「潤。ムードとかな、あっても無意味なんだよ!要はセックスがしたい!そういうことだろ!?早く服を脱げ!襲うぞ!」
少しだけ間を置いた潤が、眉間にしわを寄せてベッドに乗り上げてきた。
「幸穂、聞くが、本当におまえは俺を受け入れる側でいいんだな?」
「おうよ」
「経験もなけりゃ、知識だって頭にないんだぞ」
「性的教育指導なら俺がやってやっから!服を脱げ!」
メガネを外し、きれい目のシャツを脱ぎ、ベルトを取ってズボンを脱いだ潤の裸体は、高校のときに見てたのとは違って、かなりバキバキになっていた。
「メガネ」
「は?」
「メガネはしてろ。命令だ。言っただろ、俺はおまえのメガネにベタ惚れだ」
メガネを外しても見え方に問題はないと言う潤に強制的にメガネをかけさせ、全裸にメガネのイケメンが完成した。
ベッドに座るように指示し、脚の間に潜り込んで、潤のペニスを手に取る。
ピカーッと光り輝く新品が俺の手の中に!
お初にお目にかかります、のキスを先端にして、まだ、ふにゃふにゃのソレをぱくり。
鼻から息を漏らす潤に、ドキッ。
くぅうう~!たまらんね!
「は……っは……ゆき……」
「大丈夫、ダイジョーブ。おまえはそのまま、体の力、抜いてりゃいいから」
ずっと、ずっと望んでた潤のペニスを咥え込んで舌を絡める。
誰ともしたことがないだけあって、興奮の度合いが半端ない。
俺の勘だけど、潤のコレは、でかい。
俺は今、最高のいちもつを手中に収めている!
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