この恋の価値観、合ってます? (Page 6)
「ゆきほ、……っ、も……っ」
潤が音を上げる。
そうだろう、そうだろう。
俺のフェラテクは、ベテラン男優をも唸らすレベルだ。
(三雲さんは落ちなかったけど)
俺の口の中で大きく膨らんだ潤のペニスは脈打ち、ビュッビュッと射精した。
一滴もこぼさないように気をつけながら、こんなこともあろうかと準備しておいた小瓶にしぼりたての精子を注ぎ込んだ。
よし。
次はゴムを着けて、と思ったけど、最初で最後なんだし、中出しされなきゃいいだろってことで、再び潤のソレを口にぱくり。
今度はさっきよりもスピードをつけたり、根元近くまで一気に飲み込んだりして、二回目の勃起、いっちょ上がり!
「きもちいーか?潤」
「あ、ああ……」
掠れた潤の声。
やだ。きゅんときた!
俺の中にはない子宮が疼いた気がした。
「ほら、おまえの指、貸してみろ。俺のココに、おまえのが入って、ズポズポするんだぞ」
パカッと開いた脚の間に潤の右手の指を取り、穴に入れて、疑似挿入。
朝から夕方近くまで撮影してたし、まだ緩かったソコは、それでも特別な指が触れただけで色めき立っていた。
「俺は、どうしたらいい……?」
「座ったまんまでいいよ、俺が動くから」
対面座位の方が密着できるしな。
こんなこともあろうかと用意しておいたラブローションを枕の下から取り出して、潤の勃起ペニスに振りかける。
冷たい感触に、んっ、と小さく潤の声が漏れた。
「ふ……、おまえも、よさそうだな」
笑って潤は言い、俺のペニスをちょいちょいと触った。
「だから何度も言わせるなよ。念願のおまえとのセックスだぜ?よくないわけがない」
ベッドの上、後ろ手に体を支えさせ、潤のいきり立ったペニスの上に、ゆっくり腰を下ろした。
にゅぐぐぐっ、にゅぶぶっ、何回だって男を咥えてきたはずのケツの中が、まるで初めてみたいに緊張しながら、潤を飲み込んでいく。
「っあ……ん……ん、いいな、っ……おまえのっ……!」
「はっ、はっ……ゆき……」
メガネの奥の潤の目が隠れる。
どうやら想像以上の衝撃に目が開けられないらしい。
「あ~!さいっこう!」
肌に伝わる感触で潤を全部飲み込めたことがわかった。
俺の中で潤がドクドクしている。
あ。
これ、俺もけっこうキてるっぽいやつだわ。
腹の底から頭の先にゾクゾクが走った。
「ごめんな、潤……ゆっくりやってやれねーわ……っ」
「おまえが、いいなら、……かまわん」
どこまでもイケメンだな。
そんなイケメンの初めてがもらえた上に好き勝手出来る権利がある俺、最高すぎ。
腰を浮かせて、潤のペニスの角度を変えて、腰を振って、潤の喘ぐ声を聞いて、俺は暴走した。
「じゅっ、ん!ん!」
「……っう……あ……ゆき……」
必死に潤に抱き着いて、ぐいぐい、ぐいぐい腰を振った。
次第に本能が刺激されたのか、潤がえげつない突き上げをしてきたりしたこともあって、俺は回数的には三回ほどイッた。
「ゆき……イキそう……っ」
「いい、今日はいいから、出していい……!」
俺の背中に回した潤の腕に力が込められ、潤は暴発した。
「ははっ、いっぱい出てやんの……」
潤から出たモノがぷちゅぷちゅ言いながら、こぼれ出ていく。
それでも、俺の中の潤のペニスが萎えることはなく。
「まだ、いいか……収まりそうにない」
「望むところよ」
俺と潤は無双状態に入った。
最近のコメント