堕ちた愚弄御曹司~性欲は金でなんか満たせない~ (Page 5)
「ほら、仰向けになって膝を折り曲げてみろ!」
「――っうぅ…」
拒んだら、どんな暴挙に出るかわからない松永を前に、湿ったショーツが張りつく股間を曝(さら)け出す形となる。ペニスはなぜか勃起していて、陰のうまでがショーツから零れ落ちてしまっていた。
「坊ちゃんのち●こは素直だな。自分で漏らした床に寝転んで、興奮してやがんのか」
『ジャマだな』と自分で履かせた一切を取り去った松永は、俺の亀頭を指先で倒してみたり、袋を握りつぶしたりして、苦痛に耐える使用人の表情を楽しんでいるようだった。
「ぐぅ…っ!またでちまうっ!!たのむからもぉ…触んなァ!!止まんねぇんだよぉ…!!」
彼が俺に飲ませたお茶の効果はバツグンで、陰部を弄(いじ)られるたびに、ぴゅーぴゅーと汚水が線になって高く飛んだ。床だけでなく腹の上まで熱くて…汚れたそれにまみれていく。
「使用人の噴水ショーといったところか…」
薄ら笑いを浮かべた彼は、俺の汁が顔や手に掛かろうが臆(おく)することなく、腹部から陰茎周りの茂みを撫で上げた。
そしてついに――。
「うぁっ!あっ!うぐぅっ!!!」
恐怖が勝(まさ)っているのか、それとも羞恥心が勝っているのかわからない。彼の持つカミソリの刃が肌に当たる度に、身体が逃げようと動いてしまうのだ。俺に見せつけるかのようにジョリジョリと不快な音を立てながら、処理された雑草たちは、床上の水面に塊(かたまり)となって浮いていた。
はずかしめの行為が終われば、全身がむず痒さに襲われた。それはそうだ。松永はクリームもつけず、ひたすら自分の気に食わない部分に生えるムダ毛を剃り落してしまったのだから。
「これでこそ我が家にふさわしい使用人の姿だ。美しい白肌が露(あら)わになってよかったと思わないか。それにしても、どこも綺麗で驚いたよ。てっきり遊び人のお坊ちゃんだとばかり思っていたからなぁ…」
松永という変態の奇行は剃毛(ていもう)プレイだけにとどまらなかった。
下着を履き替え、自室からは出してもらえたのだが…どの部屋に移動するにも手錠の片側をドアノブや手すりなんかに繋がれて、指定箇所以外への移動を封じられるのだ。
*****
「もっと腰を落して拭け。ホコリが取り切れていないじゃないか」
「あぐっ…わっ、わかったァ…ちゃんと腰入れて拭く…から…!」
彼は常にホウキを手にし、背後で監視していた。その柄は、掃除中の使用人にイタズラするためのもので、スカートの中に差し込み、半勃(はんだ)ちになったペニスやアナルをまさぐったり、掃除機のホースに跨(またが)らせては、毒を吐く。
「お前は捨てられたんだよ、奏。私と一緒に暮らせば、何不自由ない生活が手に入る。どのみちもう、お前の親父の会社はダメだ。経営再生に乗り出しても、私以外手を貸してやらないからな…借金まみれで地獄を見ている頃だろう」
「まつながァ…そんなことどうでもいいから…このまま風呂掃除に行こう?」
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