肉体系体育教師はセラピストの強制女性化プレイに夢中! (Page 3)
「では始めていきますね。リフレは痛すぎるとよくありませんから、『イタ気持ちいい』くらいで進めていきます。九折さん、ちょっと足裏の反射区を押していきますね…このくらいの強さはどうでしょう?」
乾いたタオルが目を覆う。羽後は強さの確認と言って、最初に足をほぐしてくれた。
「むくんでいますね。お仕事はデスクワークですか?」
「いえ…その…体育教師をやってまして…」
「なるほど…だからかな?筋肉のハリも気になりますもんねぇ」
男はそう告げると、もう少し上からリンパを流しますよ、とさらに力をこめ、すねから太もも、腰のあたりまで揉んでいく。
「いっ――!!」
足裏を押されたときの痛みは大したことなかったのに、ふくらはぎを力強く親指で押されると、電流が流れたような激しい痛みに襲われ、身体がこわばった。
「思っていた以上にリンパ節の部分、老廃物が溜まってますね。ゴリゴリと音が鳴っているの、わかります?詰まっている証拠です。このままではツボが押しきれませんので、一旦全身にオイルを塗ってほぐしましょう。バスローブ、お預かりします」
その言葉に頷くと、器用に前ヒモを外した男は、横たわる俺の真下からバスローブを引き抜いた。当然こちらは紙パンツ一枚の姿になるワケで…変なマッサージじゃないことはわかっているのに、気恥ずかしさが増す。服を脱ぐだなんて想定していなかったから、体毛が未処理なのだ。今どき男子はムダ毛を嫌い、脱毛にまで行っているらしいが、四十路(しそじ)おっさんには無縁の話だった。
「はい、オイルをたらしますよ。即効性がありますから、すぐに汗が出ます」
視界が奪われた状況で、腹上にじんわりと温かい液体が落ちていく。とてもいい香りだ――これもハーブの一種だろうか。それにしても身体が熱い。発汗作用があると相手は言っていたが、それだけじゃない。
「――すばらしいスタイルですねぇ…上腕二頭筋なんて、どうやって鍛えているんですか?」
足裏、太もも、肩から腕だけでなく、指の腹で胸筋を支えられ、腋(わき)を押し込まれると…息が荒くなる。普通のマッサージなんだから、反応してはいけないのに、乳首の先やペニスも熱をもってしまっているようだ。
なんせ今は紙パンツ1枚の姿。他人より少しだけ大きい俺自身がうっかり頭を出してしまえば、大ゴトだ。
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