非常勤講師との秘密の時間 (Page 2)
「ん…ふ…あっ」
口の中に指を入れられ、ぐちゃぐちゃにかき回されながら突起した乳首に舌を這わされる。
校内の階段下で遠くには他の生徒の声が聞こえているというスリルと、目の前にいる妖艶な園崎が興奮をさらに増加させた。
『ここ、好きなんだ?』
なんて言いながら先端を甘噛みされ、目に涙を滲ませながら頷くことしかできないでいると、口の中にあった指はゆっくりと背中を這い、ズボンの中に侵入してくる。
ビクッと体を揺らすと、園崎は口角をニッと上げ、とろけるほどに甘く舌を絡ませて行く。下半身に移った指先は、片瀬の膨張したソレをそっとなぞった。
体を小さく震わせながら期待に胸を含ませた片瀬の表情は園崎の欲をかき立てる。
先の方から出る透明な液体は少し粘着質で、それを人差し指で掬って全体に塗るようにいじり始めた。時間とともにグチュグチュと大きくなる水音と片瀬の嬌声、荒くなる息遣いが階段の下に響く。
今こんなところを見られでもしたら…なんて心配よりも、気持ちよくなりたいという欲で頭がいっぱいになる。それ以外なにも考えられない。
「園崎…さ…っ、俺…もう…出そ…ぅ…っ」
ぎゅうっと背中にしがみつき、耳元で熱い吐息を吐きながら片瀬がそう言うと、園崎は上下に動かしていた手を止める。
「や…っ、園…崎さんなんで…止めるの…」
とろけた目で物欲しそうに園崎を見る片瀬を抱き寄せて、園崎は口を開く。
『園崎圭人。圭人って呼んで。ちゃんと呼んでおねだりできたら、イかせてあげるから』
「け…けいと…さん…っ俺の…その…おちんちん…やっぱ恥ずかしいです…!」
『紫苑。ちゃんと言って』
「…っ!急に名前呼びは…反則です…」
『ほーら、聞かせて?』
「…けいと…さんの、手で…俺のおちんちん…っイかせて…ほしい…です…」
『ふふ、よくできました』
透明な液体の絡んだ指でグチュグチュと上下に動かされながら、深い深いキスをして舌を絡ませる。頭の中が真っ白になりそうなほどの快感に我慢できず、
「あっ…圭人さ…んっ、きもち…ぃ…すき…っすきです…あっ…んぅ…っ!」
園崎にしがみつくようにして、彼の手のひらに真っ白な欲を吐き出した。
『いっぱい出ちゃったねぇ、紫苑くん』
初めて話した時と同じような意地悪な表情と共に片瀬の白濁液を舐めとると、さらに言葉を続ける。
『僕の家で、続き…しよっか』
しとしとと小雨の降り続く窓を横目に、片瀬は、期待と欲の混じり合う顔で、小さく頷いた。
Fin.
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