マッチングアプリで会ったのは可愛い系のドS男子!? (Page 4)

「無理無理無理! 指は行けたけどさすがに……!」

「龍哉、落ち着いて!」

「でも……ん、ふ、ぅ……」

光紀は俺に口づけをし舌を絡ませてきた。

初めてのキスと、今まで以上に体が密着していることにドキドキし、再び頭がふわふわしだす。

「龍哉。全部入ったよ」

「……え?」

「動くね。痛かったらやめるから言ってね!」

光紀は腰を動かし始め、少しずつスピードを上げていった。

想像とは全く違ったけど、今はもうそんなことどうでもいい。

「りゅ、うや。きもち? どう?」

「き、きもちい! ん、あぁ……も、もっと……」

「か、かわいいこと、言わないでよ! 止まんなくなるでしょ?」

「あぁ!? み、みつき……ん、は、はげし……!」

初めて体が繋がる快楽に溺れ、喘ぐことしかできない俺だったがある1点を突かれた時、火花が散ったような感覚を覚えた。

全身に電撃が走ったようにビリビリとする。

「龍哉。ここ気持ちいいでしょ?」

「あ、や、そこ……やだ! み、みつき……とめ、て、ぇ……!」

「ここ、わかる? 前立腺っていうの。ここを突かれると気持ちよくなっちゃうんだよ?」

「あぁああ! や、やだ、ぁ! み、みつき……みつきぃ!」

ガンガンと前立腺を刺激され、俺は今すぐにでも達してしまいそうだった。

光紀も段々腰を振るスピードが速くなっている。

限界も違いのだろう。

「み、みつき」

「ん? なーに? もうイキそう?」

「こ、これ、とって……」

「ネクタイ?」

「イ、イクまえに、ぎゅってしたい……」

「……わかったよ。ぎゅーってしながらイこうね」

光紀が俺の手首を縛っていたネクタイをほどくと俺はすぐに光紀の背中に手をまわした。

抱きしめた分、体が密着しているようで今まで以上に奥を突かれている気がする。

「りゅ、りゅうや。もうイクよ?」

「う、うん……み、みつき。ん、あぁ!」

「一緒に、行こうね!」

「ああぁああぁぁ!」

*****

「龍哉。初めて後ろでイった感覚、どうだった?」

「ん……まあ、よかったと思いますよ……」

「素直じゃないなぁ」

あの後、光紀がテキパキと後始末をしてくれた。

今はベッドの上で光紀に腕枕をされている。

尻や腰に痛みを感じるし、まだ中に光紀がいる感覚もするが……それ以上に好きな人と繋がれたことに嬉しく感じていた。

「ねえ、龍哉。僕たち付き合おうよ」

「え!?」

「龍哉もそのつもりだったでしょ? 僕と月会えば、今日よりもっとすごいことしてあげるよ?」

「えっと……」

「僕、ずっと龍哉のこと好きだったんだ。付き合おうよ~!」

お、俺にもやっと春が! しかも、こんなに可愛い恋人ができるなんて。

光紀と付き合うってことは今後も光紀を抱けるチャンスがあるってことだよな。

「俺も、その……光紀のこと好きだった」

「本当!? 嬉しい! じゃあさっそくさっきよりすごいことしてあげるね」

「え!? い、今はいい! もう十分すごいことしてもらったから~!」

大好きな光紀と付き合えたのはよかったものの、体が耐えられるか心配だな……。

Fin.

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  • セキ on 通い猫に恋をしたこのまま結婚すらゃあいいのに そしてあおいをハヤトサン幸せにして〜
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