一緒にするだけ、のつもりだったのに (Page 2)

夜になり、二人で談笑しながら少々酒を酌み交わす。

何度か一緒に飲みに行ったが、下戸ではないもののあまり飲まないそうで、今も一生懸命鍋奉行をしている。もともと世話焼きなタイプなんだろう。

腹が一杯になったので、ソファのクッションを引き寄せて枕にしようとしたら、間からエロ本が出てきた。

「なんだ、前の奴のか?ったく、こういうのはちゃんと持って帰れよ〜!」

「昨日は近藤さんでしたけど、お家には置いとけないのかもですね」

「あー、アイツんち嫁さんいるしな〜。癒しだが目の毒だな」

「…牧さん、こういう子好みなんですか?」

「いや、そうじゃないけどさ、ここんとこご無沙汰だからなー」

「彼女さん、いないんですか?」

「もう、ここんとこしばらくいないんだよね〜柳田こそどうなの?」

「俺もいないです」

「えっ、そうなんだ?いそうなのにな。あ、これよかったら持ってけば?トイレ行ってもいいよ?」

「いやいや、牧さんこそ!…ていうか、なんなら一緒にやりません?」

「え?何、一緒にって…??」

「俺、ずっと男子校だったんで結構みんなで放課後とかに集まってオナったりしてたんですよ。飛距離とか競ったり」

「なんだそりゃ?俺も高校は男ばっかりだったけど、そんなのなかったよ?いや〜若いと時代が違うなぁ!」

「でも一人でやるより結構盛り上がりますし、牧さんだってそんなおじさんみたいなこという歳でもないじゃないですか?」

「何いってんだよ、お前と15歳も離れてんだよ?おじさんだよ」

「まぁ、じゃあおじさんでもいいですから、やりましょうよ?せっかくだし!」

楽しくなってしまったのか、柳田はいそいそとズボンの前をくつろげ、下着一枚になった。

ピッタリとしたボクサーパンツが逞しい太ももにとてもマッチしていて、男目にもカッコいい。

「さ、早く牧さんも脱いでくださいよ」

尻込みする俺をよそに、ドアの鍵を閉めて隣に腰を下ろすと、先ほどのエロ本を目の前に広げて置いた。

広げられた誌面いっぱいに脚を広げた裸の女の子が目に入ったが、「自分も久しぶりなんだ」と言いながら、柳田がさっさと自分のペニスをボクサーから引っ張り出して扱き始めたので、唖然としてしまった。

柳田にとっては当たり前の日常なのかもしれないが、自分にとっては男同士、隣り合ってオナニーなんて初めてのことだ。

でも柳田がやっている横で、一人ぼんやりしている方がよっぽどばつが悪いと思い、意を決して自分もトランクス一丁になり、柳田の横で自分のペニスを弄り始めた。

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