在りし日の約束 (Page 2)

とりあえず顔を見合わせると涼真は「キスしてもいい？」と聞くものだから、無言で頷いた。
涼真にキスをされる。ちゅっちゅっといった感じのバードキスを何度もしていると「口開けて」と一言いわれ、口を開ける。
するとぬるっとしたものが口内に入ってきて、それが涼真の舌だと気づくのに少し時間がかかった。

「ん…ふ…っ」

口内を犯される感覚が気持ちよくて変な声が出てしまう。
名残惜しそうに唇を離すと涼真がそのまま服の中に手を滑らせてきて、肌を撫でてくる。

「んっ…くすぐってぇ…」

くすくすと笑っているとどんどん手が下の方に下がってきて俺のペニスを優しく撫ではじめた。

「あ…っ、そこは…！」

優しく撫でたと思えば激しくしごき始めて俺の体がのけぞる。
俺は涼真にすがるように抱き着いていた。

「も…でるっ…！」

涼真の肩にすがる手の力が強くなった瞬間、俺は涼真の手の中に精を吐き出した。
その様子にたまらなくなったのか、涼真はベッドに俺を押し倒して、カバンの中からローションを取り出した。
ローションを手に涼真は笑顔で「今日春斗の初めてをもらいたくて」というものだから、俺は脱力するしかなかった。

俺が脚を上げると秘部を涼真に晒す形となってしまうが、もう俺に羞恥心などない。
涼真は嬉しそうに秘部に指を滑らせ、指を一本まず入れてローションをナカに馴染ませようとする。
初めての感覚に少し気持ち悪いが、涼真の真剣な顔を見てるとどこか安心した。

「もう一本入れるよ…」

そういい、涼真は俺のナカにもう一本指を入れると奥も慣らしはじめる。
そしてある一点をぐりっとされた瞬間、俺の体が跳ねる。

「ひぁっ」
「…ここだね」

それから涼真はそこを執拗に責めた。
俺はあられもない声をあげてベッドでのたうち回る。

「やめっ…そこおかしくなるっ…ぁッ…あぁぁぁぁぁぁぁッ！」

俺は初めてナカイキをしてしまった。
あまりの衝撃に俺が口をはくはくしていると涼真が優しく抱きしめる。

「大丈夫だよ春斗、ね？大丈夫」

その言葉ですっかり安心した俺はきっとすごい情けない顔をしていたと思う。

「とろんとした顔、かわいい、入れるね？」

というとすごい質量のモノが秘部にあてがわれた。

「そんな大きいの入るのか…？」
「大丈夫、僕に任せて」