忍ばせた薬

・作

里の忍びである黒羽と霧火は信頼し合う仲間同士。ある日黒羽の体を謎の熱が襲う。仲間の霧火に助けを求める黒羽に霧火はいい案があると言い黒羽を押し倒す。そして突然ペニスを触り始める霧火に黒羽は困惑するも身を任せ――。

熱い熱い、体が熱い。
同じ忍びの仲間である霧火からもらったお茶を飲んでから体が熱くてたまらない。

どうしようもない熱に僕は霧火に縋る。
どうすればいいと聞くと霧火はいい案があるといい、僕はベッドに押し倒される。

服を脱がされるとペニスをやわやわと揉まれる。
何故かいつも自分でするより敏感に快楽が伝わる。

「んぁっ…なん…でぇ…」

敏感過ぎる自分の体に疑問を抱きながら霧火に身を任せる。
同じ男の体の熱を鎮めるなんて嫌ではないのだろうか。

「きり…か…」
「…なんだ?」
「嫌…じゃないのか?…男の体…なのにっ」
「あぁ、そろそろネタばらしをしなきゃな」

そう霧火はいうと僕のペニスを激しくしごき始める。

「ひゃぁぁぁッ!」
「俺が黒羽に薬を盛ったんだよ」
「あぁッ…なんのッ…ために…ッ」
「お前を俺のものにするためだ」

こいつは何をいっているんだ?
おかしいおかしいと頭が混乱する。
どうしようもない快楽で体がいうことを聞かない。
抵抗したくても喘ぎ声が出るだけで力が入らない。

「やばいぃッ、でるっでちゃうからァッ!」
「出せ」
「あァッッ、あぁぁあアァッッッ!」

ペニスの先端を指でぐりぐりされて呆気なく射精してしまう。
はぁはぁと肩で息をしていると霧火は手についた精液をぺろりと舐める。

そして僕の脚をぐいと上げると秘部に何かぬるりとしたものが入ってくる。
霧火は不敵な笑みを浮かべながら、自分の下着を脱ぐ。
そこには立派なペニスが勃起していた。

「あ…?あれ…?なに?お尻の穴あつぃぃっ」

何故か秘部が熱い、そしてむずむずする。

「あぁ、こっちにも媚薬を注ぎ込んだからな」
「ふぁっ!?なんでそんなことっ…はぁッ」

苦しい、ほしい、気持ちいいのがほしい。
そんな感情でいっぱいになる。
頭の中が甘く痺れて思考すらも霧火に支配されそうだった。

霧火は俺の脚を腹につくくらいまで上げさせて自身のペニスを僕の秘部に押し当てる。
そして一気にナカを貫いた。

「ひぎぃッッ!あぁぁあっぁッッッ!おかしくなりゅぅッ!」
「ふ、まだ入れただけなのにか?動かしたらどうなるか見ものだな」
「やめてェェッ!しんじゃうぅッ!」

入れただけで僕はメスイキしてしまった。
悲鳴のような拒絶をしても霧火はやめようとはしなかった。
寧ろこの状況を楽しんでいるような雰囲気であった。

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