在りし日の約束 (Page 3)

涼真は安心させるように俺を撫でると、ぐっと秘部をこじ開けるようにペニスを入れてくる。
ゆっくりと労わるように奥に押し進めていく涼真の優しさに愛おしさが溢れてくる。

「涼真、大丈夫…だからっ」

俺が「きて」と掠れた声でいうと涼真は優しく俺の内太ももを撫でる。

「痛かったらすぐにいってね?」

涼真はそういうと奥へと押し入るように腰をふる。

「んっ…ふ…」

声が漏れる。
それが恥ずかしくて口を噤むと、涼真は変わらない優しい笑顔で「聞かせて?」というものだから恥ずかしさという概念は捨てた。
奥をぐりぐりされると理性が吹き飛びそうなほど気持ちいい。

「ん…んぅ…きもちいっ…涼真…もっとっ…」

というと涼真は先ほどの優しい笑顔が消えて、余裕なさげに腰をふりだした。

「あぅっ!あッ!あぁっ!」
「春斗がっ、悪いんだよっ?そうやってえっちに煽るからっ…」
「やぁっ、そんな…ことっ…」

はしたなく脚を上げられナカを激しく突かれ、女性のような喘ぎ声をあげてしまう。

「ひゃぁッ!だめぇっ、またナカでイっちゃうぅッ!」
「いいよ、イって、僕も一緒だから…っ」
「ぁッ…あぁぁぁあぁあぁッ!」

奥を涼真のペニスで突かれて俺は達してしまった。
奥に涼真の熱い精液が注ぎ込まれた感覚がして、自分がメスになったような気持ちになる。
俺が脱力していると涼真が俺を抱き寄せ、キスをする。
そのまま頭を撫でられて、俺はうっとりとした表情になっているだろう。
たくさんのキスを涼真は贈ってくれ、それが幸福で永遠に続けばいいと願った。

*****

バイトが終わり、俺はうきうき気分で家に帰る。

「ただいまー」
「おかえり、春斗」

家に帰ると涼真が迎えてくれる。
涼真の仕事はリモートワークなので、それならいっそ一緒に暮らしてしまえばいいのでは?と思って、提案したのである。
涼真はその提案を聞くなり満面の笑顔で「嬉しい」というものだから、こちらも提案したかいがあるというものだ。
今は俺は専門学校にいったあとにバイトにいき、帰ってくると仕事を終えた涼真が迎えてくれる、そんな生活を送っている。

「ご飯にする?お風呂にする?それとも…」
「ご飯」
「即答…」

こんなやりとりをして笑いあう、そんな生活。
少し部屋が手狭なので、引っ越したいねなんてそんな話も出ている。

「…ご飯のあと、風呂入って、涼真がほしい」

そういうと涼真はぱぁっと表情を輝かせて「うん!」という。
その顔に弱いんだと自分でも苦笑してしまうが、俺と涼真が今幸せなんだからいいだろう。

Fin.

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