幼馴染は隠れ絶倫男子!? (Page 2)
「お酒?珍しいね」
大学の帰りにコンビニで涼太がお酒を買って帰ると、翔がそう言った。
「たまには翔と飲むのもいいかな、って思って」
涼太がそういうと、翔が「いいね」と笑う。
涼太には考えがあった。
いつも冷静な翔も酒が入れば自分の事をがむしゃらに求めてくれるかもしれない。
そう思って涼太は翔に酒を勧めたのだった…。
*****
「涼太、水飲んだ方がいいんじゃない?」
「へーき、だってば」
1時間後、久々の酒ですっかり酔った涼太と顔色ひとつ変えない翔がそこにいた。
「翔、ぜんぜんのんでないじゃんか」
「涼太が飲みすぎなの。ほらお水」
コップに入れた水を翔が持ってくると、涼太が首を横に振る。
「やだ。くちうつしでのませて」
甘えた口調で涼太が言うと、翔が涼太の顎をすくいあげる。
「ほんとにもう」
口に水を含んだ翔が涼太の唇を押しひらくようにして、水を口内に注ぎ込む。
ごくり、と音を立てて涼太が水をのみこんだところで唇を離すと、涼太が翔に抱きついた。
「ね、えっちしよ」
「涼太、ダメだって。もう寝な」
「やだ。したいもん」
翔の履いていたスウェットを下着とまとめておろし、涼太がペニスを口にくわえる。
「ちょ…っ」
涼太が翔のペニスを口に含むのは初めてだった。
熱い舌のうねりがペニスを蹂躙し、あっというまに硬くなってしまう。
「あっ…あ…」
「ひもひい?」
涼太が上目遣いで翔のことを見つめ、くわえたまま聞くと翔はうなずいた。
「やばい、から…ねえ、もう」
「えっちしてくれる?」
「するっ…から…ベッド、行こ?」
涼太はベッドの上に寝転がり、自分で脚をひらいて後孔を解すように指を出し入れし始めた。
「翔、もう挿れて」
「だめだよ、ちゃんと解さないと」
翔がコンドームとローションを取り出すと、涼太が切ない声でねだる。
「さっきもう自分でしたから…ねえ、早く」
「今日、どうしたの?」
何かがおかしいと思った翔は涼太を抱きしめて聞くと、涼太がぽつり、とつぶやいた。
「翔、今朝イかなかったから…いつも俺の事ばっか優先してるし…俺、たまにはお前にめちゃくちゃにされたい…」
「そっか」
翔は微笑んで涼太の頭をなでる。
「涼太が俺の手で気持ちよくなってるとこ見るだけで満足なんだけど…でもそういうなら、仕方ないかな」
「翔…?」
口角をあげてにやりと微笑む翔に涼太が首を傾げた。
「俺を煽ったの、後悔しないでね」
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