光から闇への転化 (Page 3)

そう考えている間にもナカを激しく突かれる。

「ひぎッ!や…ッ!おかしくなるっ!んひぃッッ!あッアァッ!」
「私なら貴様を満足させてやれるぞ?…手の届かない自国の姫よりずっとな…」
「ッ!何故…それをッ!?あぁッんッ」
「ずっと焦がれていたのだろう?貴様の想いは報われることはないのはもう理解しただろう」
「それでもっ…んッ!よかった…ッ!姫がっ…幸福なのであればッ…!」

突然突くのが止まる。

「貴様の幸福はどうなる」
「ッ…」
「私であれば貴様を幸福にしてやろう、もっとも近い場に置いてやろう」
「…」
「それ以上何を望む?申してみよ」
「…私は…私の幸福は…」

そういえばどうだっただろう。
自分の幸福はなんだっただろう。
姫の幸福を願うばかりで自分のことを顧みたことはなかった。
それが騎士として当然であったから。
私の剣はもうここにはない、それであれば、私の想いはもうここにはないのだろう。
なれば、私はもう自身の幸福に目を向けてもよいのではないか。

「魔王ヴィルフリード、お前の言葉を信じよう」
「ほう、では、どうされたい?」
「私をめちゃくちゃにしてくれ…お前のことしか考えられぬように…っ」
「いいだろう」

するとナカがまた抉るように突かれる。

「んぁぁッッ!あぁんッ!はっ…!あッ!」

もう何も考えられない。
目の前にいる魔王に犯されている。
それがとても幸福に思えた。

「もうッ…達してしま…ッ!あ…あぁぁぁァッッ!」
「私も出すぞ…」

体がびくんとすると一際強く心地よい快楽が身に走る。
それと同時にナカに熱いものが注がれる。
それに幸福を感じた瞬間、下腹部の淫紋が淡く光る。
あぁ、自分は魔王のものになったのだと実感した。

「私のものになったな、キレス」
「あぁ…、私の体、心、忠誠、すべてヴィルフリードのものだ」
「ふっ、嬉しいことをいってくれる」
「ふぁッ!?ナカ…大きくッ!?」
「一回で済むとは思わぬことだ」

そういうとヴィルフリードは手の甲の紋章に力をこめる。
すると紋章が呼応するように光り、私の淫紋も光りだす。
光とともに体がどんどん熱くなり、ナカも濡れだすのを感じる。
自分は彼のメスになったのだと、体と心で感じた。

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