地味な事務員の副業は、可愛いすぎる男の娘でした (Page 3)
そこからは怒涛の展開だった。あまりのことにパニックになった牧島からは暴言が飛び出すものの、瀬良は余裕の笑みでそれらをかわしていく。さっきのツーショット、先輩からのスケベなメッセージ、送り付けてきた裸の写真。全部こっちは保存してますよ? 俺が女装していることをバラしたら、先輩が何でそれを知ったのかまで聞かれるんじゃないんですか?
「もう職場で俺のこといじるの、やめてくださいね。はっきり言って、ウザいので。あと、今日はどうします?」
「は? どうするって…」
「俺としたかったんですよね? いいですよ? 先輩、顔と体だけは好みなんで」
こんな状況にあっても、瀬良は牧島をおとせると確信していた。言い争いになってからも牧島は下心を捨てきれず、隙あらば瀬良のことを盗み見ている。瀬良が距離を詰めれば、彼の下半身は実に正直な反応を見せていて、それは瀬良にとって勝利宣言にも等しい光景だった。
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「ン、はぁ…」
ぬるついた熱塊を口一杯に頬張りながら、瀬良はとろんと目尻を垂らして牧島を見上げる。雄々しい勃起をわざと下品に舐めしゃぶり、時おり口から出しては焦らすように舌を這わせたりもした。
「ッぅ…ぐ、ぅ…ン、ふぅ…」
陰毛が鼻先に触れるほど深くまで迎えいれ、喉の入口を自ら押し付けて更なる官能を誘う。いつもは強気な先輩に下克上をしている快感。好きでもない先輩の股間に顔を埋めて奉仕する屈辱。女装姿でありながら下半身だけは立派な男を主張している倒錯。その全てに瀬良は酔いしれ、そして異質な空気にあてられた牧島も興奮を隠しきれずにいた。
「おい瀬良…顔にかけてもいいよな?」
「先輩、そういう趣味なんですね。まぁ、いいですけど」
瀬良が話し終わるよりも先に、牧島の手は彼の頭をがっしりと抱き込んでいた。目の前で扱かれる竿から放たれた、糸をひくほど濃厚な白濁。それは数滴の雫となって瀬良の顔面を汚し、擦り付けられた肉棒によって更に拡げられていった。
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