地味な事務員の副業は、可愛いすぎる男の娘でした (Page 4)
「メイク、崩れるんで…それくらいにしてください」
「俺、男となんて初めてだから、よくわからねぇぞ」
「はいはい…俺が全部してあげますから」
瀬良が不遜な態度をとるほど牧島の性欲は刺激されるらしく、彼の性器が萎える気配はない。かといってリードする気もないようだが、それは瀬良にとっては僥倖(ぎょうこう)ともいえた。体格で劣る分、経験値によってイニシアチブをとれる方が瀬良としては安心である。
「ッぁ…はぅ、ン…」
「すげぇ…マジで、入った」
仰向けに転がした牧島にまたがり、瀬良はゆっくりと腰をおろしていく。潤滑剤で後ろを慣らすのも、勃起した陰茎にコンドームをつけるのも、全て瀬良の手で行った。苛立つ気持ちもゼロではなかったが、それを帳消しにするくらい牧島の反応は良かった。そして何よりも最高なのは、逞しく硬い立派な男根。
「あ…あぁ、ン…」
「瀬良、お前の中、キツすぎてヤバい」
「俺のこと、長く楽しませてくださいよ?」
ぐっと奥まで押し拡げられる、その感触は恐怖でもあり感動でもあった。侵される鈍痛と、犯される快感。瀬良は馴染むまで小刻みな律動を繰り返しながら、時間をかけて牧島の全体を飲み込んでいった。
「どうだよ、俺のは?」
「…ディルドと、変わらないですね」
「余裕なのは、今だけだろ」
「その台詞、そっくりそのままお返しします」
まず始めは、ねっとりと。ペニスの外郭を肉筒で確かめるように、静かに擦りあげていく。
「ッ…は、ぁ…」
次は単調な刺激へ、徐々に緩急を織り交ぜていく工程。リズミカルな動きの中できゅっと締め付けたり、角度を変えて亀頭をぐりぐりと弄(もてあそ)んだり。見下ろした視線の先で牧島が耐え忍ぶように呼吸を紡いでいる、それだけで瀬良の媚肉は体温を上げて嬉しそうに収縮した。
「あッ、ッぁ…まだ、これから…ですからね?」
そしてラストスパートは、さらなる深淵。瀬良自身も強すぎる快楽に尻込みして、普段のオナニーではほとんど使わない最奥の秘密の花園。
「先輩は、とくべつ、ですからね…」
「特別って、なんだよッ…ッッぅ…!」
「ッぉ、ぁぁ…はい、っ、たぁ…」
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