雄穴貫通式~珊瑚龍神への供物~ (Page 5)
(…この中の誰かが俺を孕ませようと、珊瑚龍神に願っていたら…?)
すでに手遅れなのだろう。この真相に気付くのがもう少し早ければ…滝行のあと、息子の待つ村長宅へ引き返していれば――。
「利夫くん。息子のためにその身を捧げ、幸せじゃろ?お主が祈りを捧げている間にワシらも祈らせてもらったよ。『利夫くんを孕ませてくれ』とな。2つの願いを叶えるため、供物の精液を石像に放とうぞ!」
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「痛ぇ!!痛ぇッ!!」
梁から床に叩き落された俺は白髪混じりの巨漢2人に太腿を掴まれた状態で、石像の突起に跨(また)がり…前後をゴリゴリと揺すられていた。
「縄食い込んでるッ!!ち●こも尻穴もおかしくなる!!おかしくなっちまウゥ――ッ!!!」
突起を飲み込んだ尻穴は、摩擦に耐えきれずに擦り切れていた。射精のしすぎで精子タンクが空となっていたことに腹を立てた男たちは、休息を取っていたペニスに電マやバイブを一斉に当てる。
「――イクッ!!またイクウゥッ!!!充、充ッ!!父さんを許してくれぇ――ッ!!!」
カァカァとカラスが外でせわしなく鳴く。夜明けが近いのだろう。
石像により感覚が失われるまでイキ狂い続けた俺のアナルはもう…拳を丸々飲み込みそうなほど、拡張されていた。
「珊瑚龍神様、よく見ていてくだされ。初モノを外道な年寄りに掘られる…憐れな供物を!!」
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「頼むから、ゴム付けてくれッ!!じいさんたちのち●こ汚ぇッ!!汚ぇよぉッ!!」
男たちが列をなし、俺のアナルに歳不相応なブツを代わる代わる挿入していく。ある者は尻を叩き、またある者は乳房に噛みつき――俺は生贄(いけにえ)そのものだった。
「先生。妊娠すんなら、俺の子種で孕んでくれよォ!!」
「なんせ50人分だからなァ…。時間短縮で2人いっぺんにってのはどうだ?どうせナカで混ざって誰のだかわかんねぇしよォ!」
「ミシミシいってるゥ!!2本同時なんて無理ッ!!本当に尻穴壊れちまうーッ!!」
生贄になった男の言葉など、誰が聞き入れてくれるだろう。後転状態で種付けプレスを受けてしまえば、ペニスは再び反り返り…尻穴からは腸液混じりの精液を、尿道からは潮を大量噴射してしまう。
薄らぐ意識の中で見たのは、各々盃(さかずき)を手に俺の精液や潮に汗――汁という汁を掬(すく)い集める島民たちの姿。
俺の体液は、珊瑚龍神へのお神酒(みき)となるのだ。
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「充。父さん、神社に行ってくるからな。じいちゃんたちの集団検診、まだ終わらないんだ」
「えぇっ、今日も?この島人が少ないのに、変なの。そういえばお父さん…また太った?お腹がスイカみたいにまん丸。お母さんに言いつけちゃうよ!」
「…お母さん?」
「――なんでもない。いってらっしゃい!!」
(臨月になると“太った”で隠し通すのも限界があるかな。胸も張ってきちまったし…にしても…あの充がお兄ちゃん、かぁ…)
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