新米淫魔と怠惰なエクソシスト (Page 4)
「ゃ、ゃだ…ぁ…ぁ…まえ、も…ンぁ…だし、たい」
「淫魔のときと違って、浅い触れ合い程度じゃ満たされなくて苦しいか?」
とろとろと先走りを零すロアのペニスは、透けるような色白の肌に映える桃色をしている。ぷるんとした可愛い成りのそれへ、おもむろに手を伸ばしたレオンの口角が少しだけ持ち上がった。
「貴様の羽根と尻尾を落としたアレ…」
「ひぅ…ぁッ…やぁ…ゃめ、て…こわい、こわい…」
「それを弱くして、ここに施してやるとどうなるだろうな?」
「ッッッぅぅンンッ…! ぁ、ぁ、だめ、だめ…とめて、ぁぅ…でりゅ、ぅ…ひぁンッ…ンはぁぅ…」
屈強なレオンの腕から抜け出せないロアは、急所を握りこまれて悲鳴をあげる。ビリビリとした初めての快楽、迸る官能、瞬く視界。むくむくと膨れた鈴口はすぐに射精してしまったばかりか、続けざまに与えられる刺激に耐えかねて潮を撒き散らしていた。レオンの手から放たれた祓魔のパワーは最高のエロスとなって、ロアを新世界へと導いていく。
「ッはぁ…ぁ…ッぅぐ…」
「ほら、貴様が大好きなデカブツだぞ」
とろけたままのロアをうつ伏せにしたレオンは、小ぶりな尻だけを高くあげさせて、いよいよ彼を犯しにかかった。
「ぁぁぁッ…ンぁ…あッ…そこ、やだ…」
ロアの肉筒が締まる具合に合わせて、レオンは律動を刻んで己の存在感を示していく。耳から肌から胎内から、絶対的なヒエラルキーによって『わからせ』られたロアに、もう為す術はなかった。
「ッぉ、ぁぅ…おかしく、なる」
「狂っていい、貴様のような淫乱にはそれがお似合いだ。狭い尻穴でメスイキして、さっきみたいに潮でも噴いてみろ」
「いじわる…しないでぇ…俺、もぅ、だめなの…お尻、イクッ…いぐぅ…まえもッ…ちんちんも、イクぅぅぅ…!」
絶叫とともに絶頂したロアは、びくんびくんと跳ねながら、レオンからの種付けに歓喜していた。淫魔ではなくなったというのに、迸る白濁には熱情が募る。力なく精液を垂れ流す中心をシーツへと擦り付けながら、ロアはふわふわした脳みそでレオンを見つめた。
「今日から俺が、貴様の主人だからな…わかったか?」
「…ひゃい」
かつての生意気さをすっかり挫(くじ)かれて、名実ともにレオンの虜となったロア。彼は素直にコクコクと頷いて涎を垂らしながら、自らの膝裏を抱えて続きをねだったのだった。
Fin.
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