初恋~可愛い後輩の秘密~ (Page 2)

「お…まえ…なんでその呼び方を…」

「ナツキ…ナツキだよ…そうくん…」

たしかに、いわれてみればナツキの面影がある。鼻筋、首をかしげるくせ、笑ったときの八重歯。ナツキの面影があったから、無意識ではあるが、俺は綾瀬を無下にできなかったのだ。

「夏木(なつき)は僕の前の名字なんだ。親が離婚したときに綾瀬になったんだ…」

俺の初恋が男で、その男がいま目の前にいる。混乱しているが、俺もナツキのことが忘れられなかったのは事実だ。…男でも受け入れれるのか?俺は…?

「僕はずっとそうくんのことが忘れられなかった。だけど、男だっていう前に僕が引越ししたから…」

綾瀬がゆっくりと俺の頬に手を添えて俺の目をみつめる。その目は俺が惚れたナツキの目そのものだった。

「ナツキ…なんだな…」

「…うん…ひさしぶり。そうくん…」

ゆっくりと綾瀬が口づけをする。鳥の羽のような軽いキス。…ぜんぜん不快じゃない。むしろ、綾瀬のくちびるが少し震えていたので可愛いと思った。

俺は、片手で綾瀬の後頭部を優しく抱え、もう片方の手で腰を引き寄せて口づけをした。

「んっ…っんっ…」

俺からしても不快じゃない。むしろ、頬を赤らめながら俺のキスを受け入れている綾瀬が可愛くみえてきた。

「そう…くん…」

「これが、俺の答えかな。ナツキ…ではないんだよないまは…」

「凪人…って呼んでほしい。昔は名字だったから、今度こそは名前で!」

「わかったよ。凪人。俺の根負け」

「じゃあ気づかなかったそうくんには、おしおきしないとね」

そういうと、凪人は俺のベルトをはずし、ズボンとパンツを脱がした。

「わっ!」

思わず声を上げる。凪人はしゃがんで俺を見上げる。

「これは、おしおきだから逃げちゃだめだよ?」

そういうと、凪人は俺の男根を口に加えた。俺の男根は凪人とキスをしたため、少し元気になっていた。

「あっ…凪人…!汚い…」

「だめだよ。これはおしおき!」

凪人は、キャンディーのように男根全体を舐めまわす。なんともいえない快感で俺の男根はせり上がった。

「そうくん…僕の口で元気になってくれたんだね。嬉しい」

凪人は、俺の男根に愛しそうにキスをする。亀頭に触れるだけのキスは歯がゆいが、凪人の愛を感じるものだった。

「なぎ…と…俺…もう出そうだ…」

「出していいよ。僕はそうくんのものだったらなんでも受け止めるよ」

そういうと凪人は、男根の愛撫を再開した。敏感になった俺の男根は、刺激に耐えきれず凪人の口の中で尽き果てた。

「いっぱい出たね。そうくん…僕でこんなに気持ちよくなってくれたんだね。嬉しい…」

「はぁ…はぁ…凪人…」

「まだ、おしおきは続くよ?」

凪人は脱力した俺を四つん這いにして、膝立ちしている自分の目の前まで俺の腰を持ち上げる。

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