僕の年上彼氏はわんこプレイがお好みです。 (Page 3)

「はぁっ、けんいちろうさんっ…」

　狼男の衣装をめくられて、腰を擦られた。中に手を入れられて胸から腹まですべて撫でられるのにすぐに興奮してしまって、自分から腰をすり寄せてしまう。すり寄せた腰を掴まれて、健一郎さんのものを擦りつけられる。

「あっ、もうきもちいいっ」

　服の上から擦れ合うだけでおかしくなってしまいそう。耳元で「あっくん、えっちだね」って囁かれると、さらに健一郎さんの首にしがみつく。

「しっぽも付いてた方が可愛かったのに」

　腰を撫でる両手が尻に移動して、揉まれながらそう熱い息を吐いた。付いてた方がって言われても、付いてたら出来ないし。そう反論しようとしても、健一郎さんとするのが気持ち良くて、甘い声を上げることしかできなくなる。ズボンに手をかけられて脱がされた。

「パンツの中、辛そうだね？　先に一回イこうか？」

　僕に尋ねてるのに、答えも聞かずトランクスの上から手で擦られる。片方の手は僕の犬耳とか触って、健一郎さんの目はイかされようとする僕の顔をじっと見ている。

「あっ！　やですっ！　んぅ」

　蕩けきった顔を一時も目を離されること無く見続けられるのは恥ずかしくて。枕を掴んで顔を逸らしたけど、健一郎さんの方へ向かされる。

「気持ち良くなってるあっくんの顔見せて」

「やぁっ…」

　恥ずかしくて気持ち良くて目尻から涙が零れる。それでも健一郎さんは僕だけイかそうとする。手の動きが激しくなったのに耐えられなくて、身体を震わせてトランクスを濡らしてしまった。

「可愛いね」

　親指の腹で涙を拭われて、頬にキスを落とされる。ぐったりとベッドに身体を沈ませたままでいると、濡れたトランクスを脱がされた。

「あっ、イったばっかり…なのにっ！」

　横に向かされると、ローションを纏わせて尻の穴に指が入ってくる。さっきイったばっかりで間を置かず中を探られて、気持ちいよりも違和感の方が強い。

「すぐに良くなるよ」

　後ろから指を増やされて、耳元で気持ちいいねって言われる。その声で敏感になりすぎた身体が、健一郎さんの指の感覚に集中する。

「んっ…ああっ」

　指を三本に増やされ気持ちいいところを擦られてビクッと身体が跳ねてしまう。健一郎さんにしがみつきたいのに後ろにいるから、シーツを掴んで、甘い声を上げた。耳を舐められて、もうどこが気持ちいいのか分からなくて、ただ喘ぐだけになってしまう。

「もう…っ！　ぅんっ…」

「四つん這いになってくれるか？」

　後ろからされるのは健一郎さんの顔が見えないからあまり好きではないんだけど、早く彼のものが欲しくていう通りにしてしまう。準備をする間、両腕で自分の身体を支えておくのがしんどくて、頭と胸はベッドに沈ませる。尻だけ突き出してる状態で恥ずかしいけど、健一郎さんにしか見せないから、まあいいや。