疑似学生と偽先輩 (Page 4)

「あ…んっ」

「本当に、エッチな体してるね…こっちは」

脚を撫でていた手を臀部に這わせ、蕾に指先をあてがうと、ひくりと震えた。

「あっ！」

「忍くんは、何人男をたぶらかしたのかな？」

「あ…は、ぁ…初めて、だったの…知ってん、だろ…」

じれったさや恥ずかしさに目をきつく閉じる。

「先輩にそんな口きくの？」

「っ…ごめ、なさ…」

微かに目に涙が浮かぶと、舌で舐め取られた。

「素直だね。ここ、どうしてほしい？」

ひくつく蕾をつつきながら問いかける。

「あ…は、やく…いれて…くださ、い」

僅かに掠れた声がやけに色っぽく響く。

「おねだりが上手だね」

指を押し込むと、何度も受け入れてきたそこはすんなり受け入れる。

「あぁっ…んっ」

しばらくして指を増やし、ほぐしていく。

「あっ…ひ、う…」

「淫乱な子だね。後ろを弄られて前も反応してる」

「あ、あっ、み、なせ…せ、んぱい…」

「わかってるよ」

指を引き抜いてすぐに、片手で器用にベルトと留めを外していたズボンと下着をずらして、硬く昂った性器を押し込んだ。

「ああぁ！」

嬌声を上げて背を反らせる。

「はぁ…くっ…きもち、いい…」

腰を押さえてそのまま打ち付けると絶え間なく忍の喘ぎ声が漏れる。

「あっ…ぅ、んっ…ね。え…手、だけ…ほどいて…」

「でも、いつもより締め付けてるよ…」

熱い視線で見詰めると忍が首を横に振る。

「…こ、れ…抱き着け、ない…」

恥ずかしそうに告げる姿の愛らしさに挿入した自身が膨張するのを感じた。

「んっ！…な、んで…デカく…っ」

「ああ…可愛い…ごめんね、忍くん。今日は、このままさせて」

謝ると同時に答えは聞く気もないとばかりに奥まで貫く。

「んぁあ！」

一際大きな嬌声を上げて身をよじるも、水瀬の動きは止まる様子はなく。

「あっ…あぁ、あっ…ん、や、だ…みな、せ…せんぱっ…」

もがいて嫌だと訴えても体は水瀬を求めて高まっていく。

「はぁ…し、のぶ…くん、もう…出す、よ」

告げて数回強く打ち付けると奥へと体液を吐き出した。

「あっ、あ…う、あぁ！」

同時に忍も果てた。

「はぁ…忍くん…まだ、いい？」

「へ？ちょ、まっ！あぁっ」

治まることを知らない熱をそのままぶつける。

「ひっ…や、め…むりぃ…」

揺さぶられるまま達したばかりの敏感な体は受け入れた水瀬のものを締め付ける。

「やっ…み…みなせ、さっ…ああぁ！」

「んっ…締め、付け…すご…っ」

同時に絶頂を迎えて二人でソファに倒れ込む。

「ん…ごめんね、意地悪して」

囁いて腕を縛るネクタイを外すと濡れた目で忍が睨みつける。

「ごめん、可愛いからって歯止めがきかなくなるの、僕の悪いところだ」

「…別に、そこは嫌いじゃねぇし…」

真っ赤になって告げられると挿入したままの性器がまた熱を持ってしまい。

「あっ！な、なんで…」

「…今夜は寝かせられないかも」

「まっ…ひあっ、う…んんっ…ああっ」

結局、その後学ランはべたべたになり、忍は完全に腰が立たなくなるまで行為は続いた。

Fin.