青春サイダー (Page 4)
「俺は、あの後もずっとアンタが好きだった!女とも付き合ったけど、駄目だった!三ツ矢さんじゃなきゃ駄目なんだ!アンタがいなくなってから、ずっと俺の人生空っぽだった!なのに、なんで勝手に決めつけて…」
気付けばボロボロと涙があふれていた。そんな直人を三ツ矢はそっと抱き締める。
「…悪い、俺の勝手な理想、お前に押し付けてたんだな」
静かな声で告げた後、今度は三ツ矢から直人に優しく口付けた。
「俺も、お前が好きで、さっき更に実感させられたよ。絡まれてるお前見て、すげぇ苛ついて…」
「三ツ矢さん…」
*****
「あっ…そ、こ…ばっか、や、だぁ…」
「ん…乳首、弱かったんだな…」
ベッドに移動した二人は離れていた時間を取り戻すように、性急に衣服を脱ぎ捨てまぐわっていた。
「はぁ…んっ…み、つや…さんっ」
全身にくまなく口付けを落とされ、舌を這わされ、直人の頭はどんどん蕩けていった。
「触ってもねぇのにもう勃ってんじゃねぇか」
直人の性器が主張しているのに気付くと、三ツ矢はそれを一思いに口に含んで舌で蹂躙した。
「あぁ!」
押し寄せる快感にすぐにでも達してしまいそうになるのを堪えてシーツを握りしめる。
「ふ…いいぜ、イケよ?」
言いながら思い切り吸い上げ、鈴口を舌でぐりぐりと責め立てると、直人の性器はあっという間に爆ぜた。
「はぁ…はぁ…」
完全に蕩けて紅潮した肌は煽情的で、三ツ矢も我慢が利かなくなってしまっていた。
「ちょっと、痛いかもしれねぇぞ」
そういうと三ツ矢は己の指にたっぷりと唾液を垂らして、直人の後孔にゆっくりと押し込む。
直人の表情が苦悶に歪む。
「悪いな、もう、俺も我慢できねぇ…」
痛がる直人に申し訳なさを感じつつも無理矢理体内を広げていく。強引に指を増やしてほぐしていくと、次第に苦痛の表情と声は甘いものに変わっていった。
「あっ…あぁん…み、つやさん…」
甘く名前を呼ばれると堪らず指を引き抜き、硬く反り立った自身をあてがい、一息に貫いた。
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