青春サイダー (Page 5)
「あぁあ!」
指とは比べ物にならない質量と硬さに直人は悲鳴じみた嬌声を上げる。
慣らしもせずに、欲望のままに腰を揺さぶるとギシギシと軋むベッドの音とともに絶え間なく直人の甘い喘ぎが響く。
「んっ…あ、はぁ…ん」
「…なお、と…好きだ…」
「みつ、やさん…」
気付けば直人の目からは涙がボロボロと落ちていく。
そのまま貫いていき、最奥を抉るようにしていくと、直人の自身も先端から先走りがあふれていた。
「あっ…あぁあ…も、無理…で、でるぅ」
びくびくと体を震わせ、直人は二度目の絶頂を迎え、その拍子に内壁がきつく締まり、痙攣するように伸縮する。
「くっ…出す、ぞ…」
三ツ矢も直人の体内に熱い白濁を放った。
「っ…は、ぁ…三ツ矢さん…」
「ん、直人…愛してる」
くったりとした直人の体を引き寄せ抱き締める。
「あの頃はガキだったから、セックスすんのは初めてだな」
にっと笑っていう三ツ矢に気恥ずかしそうに頷く直人。
「…今度は、勝手にいなくならないでくださいね?」
不安げに問いかける直人の体を改めてきつく抱き締める。
「ああ、このプロジェクトが終わったら、日本支社に移動する予定だ」
「じゃあ…」
「もう、離してやらねえから、覚悟しろよ?」
「望むところですよ」
そうして二人は裸のまま抱き合い、眠りに落ちた。
Fin.
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