甘くて優しい彼氏の、甘い調教 (Page 3)

　そう耳元で囁かれ、僕を抱き上げた。寝室に着くなり押し倒される。

「今度は後ろ向いて」

　言われるままにうつ伏せになる。すると、後ろから覆い被さってきて、首筋に吸い付いてきた。

「ふふ、綺麗についたよ。可愛い」

　そう言いながら、僕の乳首を摘んできた。くりゅっと捻られて、痛いはずなのに気持ちよくて声が出てしまう。そのまま引っ張られたり、爪を立ててきたりする。

「あっ…だめ…いた…あん…」

「嘘つき。本当は気持ちいいくせに。ほら、こっちも勃ってる」

　僕のに手を伸ばしてきて、優しく撫でるように触ってきた。

「んっ…あぁ…」

　先っぽをぐりぐりされると、先走りが溢れてきた。それを絡めながら上下に手を動かす。もう片方の手は相変わらず胸を刺激し続けていた。

「どっちも弄ったらダメ…おかしくなっちゃう…んうっ！！」

「おかしくなってもいいんだよ？　ほら、イっていいよ」

　耳元で囁かれてぞくりと震えた瞬間、前を思いっきり扱かれてしまい呆気なくイってしまった。

「もうイっちゃった？」

「だってぇ…」

　恥ずかしくて顔を隠したかったけど腕に力が入らない。そんな僕を見て、冬夜がくすくす笑う。

「可愛い。今度はこっちでしてあげるからね」

　今度は仰向けにされて両脚を持ち上げられた。脚を大きく開かさせられて、冬夜のが入ってくる。さっき出したばっかりなのに、すごく大きくなっていた。

「あんっ…おっきくて、あつい…」

　ゆっくりと抜き差しされる度に、気持ちよすぎて声が出てしまう。でも、もっと気持ちよくなる方法があることを僕は知っている。

「冬夜…もっとぉ…」

「もっと何？」

　わかっているのに聞いてくる。こういう時、冬夜は意地悪なんだ。

「いっぱい突いて…ぼくの中にご褒美いっぱい出して…！」

「ふふ、ちゃんと言えてえらいね」

　一気に奥まで突かれた。あまりの衝撃に目の前がチカチカする。

「ああぁっ！　おくきてるぅ…！　きもちいい…！」

「おれもだよ。かおるの中、気持ちよすぎ。絡みついてくる…」

「あっ！　だめっ…！　ああっ！　またイくぅ…！　ああっ…！　ああっ…」

　何度も奥まで突かれているうちに、絶頂の波に襲われる。もうずっと気持ちよくって、頭がおかしくなりそう…。

「また、中にご褒美いっぱい出してあげるからね」

　冬夜のが中にほしいのに、僕だけ先にいってしまった。

「ああぁっ！　いっちゃう！　ああぁっ！」

「っ…出る…！」

　一番深いところで出されたと同時に、僕は意識を失った。

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「おはよう、かおる」

　たぶん朝になり、おはよう、と返そうと思ったのにお尻に違和感を感じた。

「今日は、仕事休みだったね。昨日より少し大きいの入れてるから。いい子でそれ入れてたら、今日もちゃんとご褒美あげるからね」

　僕は冬夜の調教に甘く狂っていく。

Fin.