エネマグラなんか知らない俺と (Page 2)

爪先で乳首を引っ掻かれる度に言い訳ができないくらい肩が跳ねる。
慌てて口を押さえると相手も察したのか二本の指で執拗に乳首を責められた。

爪先で引っ掻いては挟み込んで、しつこく乳首ばかりを弄られる。
今まで付き合った彼女にも触られたことはなかったから、俺の乳首がこんなに感じるなんて知らなかった。

「ふ、…ンッ…!…んっ」

買ったばかりのワイシャツは薄いくせに指の動きを邪魔するようで、乳頭ばかりを掻く指がもどかしくなる。
まさか乳首が性感帯だとは思わなかったが、自分の体のことだ。どこに触れてほしいかはわかる分焦れったい。

乳頭ばかりじゃなく、乳輪…いや、付け根の部分をもっと強く刺激してほしい。
一度そんなことを考えたら体が疼いて仕方ない。

「…ッ…ぅん…ん、…は」

(口を押えてても漏れる、今日は絶対に遅刻しちゃまずい日だってのにこのままじゃ出社なんかできない)

やっと掴みかけた人並みの幸せをぶち壊すこの痴漢野郎を放っておけるものか。
目的地の全然手前、まだ半分くらいだが俺は痴漢の腕を掴んで電車を降りた。

「わかってんだろテメェ、このまま駅員に」
「突き出したらあなたはクビ確定になるけどいいんです?」
「あ?…ああ!!おま、いやあなたは…」
「それより私を脅して居座った方がいいと思いますけど。私ならどうとでも言い訳できますし」

ツラを見てやろうと腕を引っ張った先にいたのは、間違いなくうちの会社の社長だった。
つい数日前に面接したばかりだし、若いくせに社長だわ美形だわ恵まれてるやつは本当に恵まれてるもんだと思っていたからよく覚えてる。

何より本人も否定しないし、俺のこともわかった上で痴漢をしていやがった。
確かにこいつが言う通り、今駅員に突き出して職を失うより痴漢を理由に脅した方が俺の将来は明るいだろう。

「下車しちゃいましたし、ここは一つ体調不良になった私の介抱で遅れたということにしておきましょうか」

喋りながら俺の腕を掴んで改札を抜ける社長を払えるはずもなく、駅前の喫煙所で煙草をすすめられる。
痴漢の正体が社長だっていう事実に驚いてすっかり萎えたが、まだ落ち着ききってはいない。

ひとまず煙草を吸って一息ついている間にどこかに連絡していた社長が通話を終えるなり俺の隣で煙草を吸い始めた。

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