幼馴染アイドルの恋愛事情~不愛想彼氏の愛情表現は言葉責めくすぐりプレイ!? (Page 6)
(こんなに飛ばしちまって、勇人に嫌われたらどうしよう…俺、生きていけねぇ!)
20年以上共に人生を歩んできた俺たち。互いが惹かれあっていたと知った際の葛藤と――それを上回る喜び。浮気を疑い…もしくは疑われ、喧嘩となったことも今回が初めてではない。俺の野蛮で歪んだ性癖が露呈した際も彼は、“可愛い”だなんて慰めてくれていたのだが、フェラに応じながら尻穴で電マを飲み込み、イき果てる男が恋人だなんて虫唾(むしず)が走るのではないか。
「なに勝手にイってんだよ、沙也。まだ本物のち●ぽ挿れてねぇだろうが…玩具の方がいいだなんて言わせねぇぞ」
俺は勇人との別れを決意したのだが、顔を上げた先には不服そうに口を尖らせる彼がいた。
「Cheleriraの人気No,1、“沙也くん”が、野郎のち●ぽ咥えたままオナって、雄潮噴いてるなんて…ファンが知ったら幻滅だな」
「勇人…」
でも、と勇人はニヤリと笑って言葉を続ける。
「沙也に変な虫が寄り付かなくなって、俺は嬉しいけど。お前は昔から俺だけの沙也だから――変態気質な部分も、オナり過ぎて身体中性感帯になっちまったことも、俺だけが知ってる沙也の秘密だろ?」
彼はそう告げ『彼氏として責任もって掃除してやんなきゃな』と囁くと、潮に塗(まみ)れた俺のペニスを舐め始めた。
ドクン、ドクンと心臓が激しく脈打つ。俺が己の癖に気づき、不安になっていたときも、受け入れてくれた勇人。恋人となった後も、変態的プレイに応じてくれる。心優しい勇人がこの身体を乱暴に扱うのは、俺が抱える被虐願望を満たそうとしているからなのだ。
「なぁ勇人。久々に生で挿れてくんねぇ?お前は駄目だって言うけどさ、勇人の元気なオタマジャクシ…俺の子宮で泳がせて?」
お前が大事だからと、彼は肉体関係を結び始めた頃からゴムが用意されていない状況でのセックスを好まなかった。だが俺は違う。ミリ単位の世界でも、俺は勇人が吐き出す子種を“膜”なんかに邪魔されたくなかった。
「――仕方ねぇ。俺は沙也のその顔に弱ぇんだよ…」
*****
「んっ、んぅ…勇人の睾丸が俺のを押し上げてぇ…深い、深いってぇっ!!抜けなくなっちまうっ!!」
「――俺は一生このままでもいいぜ?お前のファンに見せびらかしてぇ…」
ゴムなしセックスを了承してくれた勇人から額にキスを落とされた俺は、彼に身を委ね…軽く罵倒されながら背面座位に応じていた。俺の舌で舐め回し、再び何倍もの大きさに膨らんだ勇人の竿を直腸内に招き入れてしまえば、あとは彼の意思に従うのみ。袋に収まった睾丸同士をビタンビタンと激しくぶつけ合いながら、内臓がせり上がるまで上下運動が続く。これこそ俺が望む性行為。俺が“俺”として生きられるのは、勇人の胸の中だけだった。
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