淡い思い出が濃密に変わった日 (Page 3)
俺のものは十分に勃ち上がっていてもう我慢できなかった。十分に解したとは言えないけれど、俺より熟れた身体は簡単に俺を飲み込んでくれそうだった。指を抜き、空いた孔に俺自身をあてがった。
「えっ…、んっ、あああっ」
ゆっくりと挿入すると、苦しそうな声で鳴いた。全部入り切る前に動きを止めると、三浦先生の方から腰を動かしてきた。
「ああ、すごい…」
熱くて柔らかい内壁に包まれる快感に夢中になりそうになるのを堪えながら、彼のいいところを探すように動いた。そして見つけたそこを突く。
「ああっ! うっ、あべっ…」
「ここがいいんですか…? 先生…」
何度も突き上げるように擦ると、三浦先生は教卓の上で乱れていった。
「先生、先生…」
そう呼び続ける俺に三浦先生は手を伸ばし、首に腕を巻きつけてきた。
「大輔…好きだよ」
そう言った瞬間、三浦先生は果ててしまった。その言葉を聞いた俺も耐えられず、中に注ぎ込む。
「先生…俺もです…」
俺も先生もまだ呼吸が落ち着かない。でも俺はこのまま終わるつもりはなかった。
「先生…もう一回いいですか?」
三浦先生は俺の言葉を聞いて、困ったような顔をしたけれど、この場所で再び受け入れてくれた。
教師と生徒として初めて出会ってから、今日までの空白を埋めるように、身体も心も何度も求めあった。
Fin.
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