無敵の僕が唯一勝てない相手は絶倫 (Page 2)

ベースメイク、アイメイクと仕上げていく。
メイクに真剣になってしまったが、よく考えると顔が近い。

「真白は本当に綺麗だね」

「奏馬だって肌のキメは細かいし、唇は僕より厚くて魅力的だよ」

「嬉しいなぁ。ねぇオレ綺麗になってきた?」

「うん。すごく綺麗。あとはリップ塗ったら…ッ!」

「真白はいつだってオレの理想だよ」

そういって何度もついばむようなキスをしてくる。
いつもと違う奏馬の表情にドキッとする。
ムカつく程綺麗で、この世の誰よりも美しい。

「ちょ…待って…まだ…ッ」

「真白ベッド行こうか」

てんか

「んッ、んっあ…はぁ…ぁッ、んッ」

「…ん?声我慢してる?」

「そこばっかり…ッやめ、てよッ」

「ん〜そうだな、ちゃんと声聞かせてくれたらいれてあげる」

「だって、こんなに…恥ずかしいッ…んッ」

「乳首でこんなにトロトロになってるのもオレしか見てないよ?大丈夫」

つぷっと指をいれられて、思わず息が止まる。

「ほらぁ、ここも欲しがってるよ?」

「ひゃ…ぁあッ、わかっ、た…から…ちゃんと声出すから…っ」

「綺麗な声、真白の声大好き…っ」

「あぁあっああ、あぁあッ…」

「中ッ、すごい熱い…メスイキしちゃった?」

「やぁッ、ら…あぁッ、イッてる…んぁあッ、動くな…ッ!」

「わがままな姫様には、いじわるしたくなるなぁ…」

「ひぅぁあぁあッ、んぁあッ!ひゃぁあッ…激しッ」

「オレに狂って欲しい」

「んぁッ、また、またきちゃ…っあぁあッ、ひゃあ…!」

「ごめん、きょ…う余裕ない…ッかもっ」

「イッて…んぁッ、いっぱい…イッて…」

「…ッ、あんまり煽らないでよ」

僕のことを抱き上げて、シーツにうつ伏せで押し倒される。
いわゆるバックの体勢だ。
ハァハァと息を切らした奏馬は、自分の好きなように腰を打ち付けてくる。

「やッ、あぁあっ、イッちゃ…いくっ、んぁああぁッ!」

「出るッ、うっ…」

薄い膜ごしに熱いものが放たれるのを感じる。
僕もシーツに水溜りを作ってしまった。

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