死角でいっぱいの校舎内で、僕たちは互いに触れ合って愛する気持ちを吐き出し合う (Page 2)
僕の手とペニスの感触に、カナデは気持ちよさそうに声をもらす。それが嬉しくて、僕は少し強めにぎゅぎゅっと僕たちのモノをしごいた。
カナデは、強めにペニスを擦られるのが好き。僕にとってはちょっと痛いくらい強いのがいいみたいで、自分で擦りながら、痛痒くてむずむずした気持ちになる。これがカナデの「気持ちいい」なのかな…そう思うと、痛痒くても興奮してくるから不思議だよね。カナデの気持ちいいところがいっぱい知りたくてたまらない。
「ね、カナデ、気持ちいい?」
「ああ…きもち、い、よ」
とろけるような顔をカナデが見せるから、僕は嬉しくて何度もぎゅぎゅっと僕とカナデのモノを擦る。血が集まってペニスが熱い。手と、2本のペニスが触れ合う刺激で、僕とカナデのモノは、みるみるうちにそそり立ってくる。
「レイのやつ…ツノみてぇ、強そうじゃん」
「カナデの方が大きいでしょ…」
僕が竿をしごいていると、カナデの手がするりと伸びてきて、サオの下のふくらみに優しく触れた。
「あ…っ」
「レイはさ、ここ弱ぇよな」
カナデの手が僕とカナデのふくらみを包み込むようにそろそろと撫でる。ふくらみにカナデの手が触れると、僕はいつも体中の力がダランと抜けてしまうような気がする。気持ちが良くて。カナデの好きにしてもらいたくなってしまう。カナデ…全部あげたくなってしまう。
「僕も、きもち、い…」
カナデ、だいすき。そう呟くと、カナデはにやりと笑って、ますます僕たちのふくらみを責める。だから、僕も一生懸命僕たちのサオをしごく。先っぽも撫でて。気持ちいいね、カナデ。触ってるだけなのに、すごく気持ちいい。だから、だからさ。
「カナデ」
「レイ――一緒にイこうぜ」
僕の言葉を横取りするカナデ。ズルいなって思いながらも、その声に導かれて、僕は立ち上がったペニスの先からカナデへの思いを溢れさせる。同時にカナデも僕への思いをペニスから溢れさせて。パタパタと、辺り一面に白く濁った僕らの精が飛び散った。
*****
「…はあ…」
手のひらも手の甲も白く汚した僕とカナデは、思いきり思いを吐き出し合ったのに。なぜか残ったのは「もっと」という感情だけだった。「もっと、したい」「もっともっと、2人でシたい」
「ここ、誰も来ねぇよな?」
「…うん、死角になってるから、大丈夫」
僕が頷くと、カナデは悪い顔で笑う。
「じゃ、続きもしよーぜ」
Fin.
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