ドM上司に首ったけ
憧れの吾妻(あずま)部長のプロジェクトに参加が決まった白石は、はやる気持ちを抑えきれない。その夜、吾妻は白石を呼び出し、「お祝いだ」と言って体を愛撫する。最初こそ戸惑う白石だったが、痛みに興奮する吾妻を前に、次第に内なる加虐心に火がつき…。クールな上司の淫らな体を、年下S男が責めまくる!
「では期待してるぞ、白石」
「はい!開発チームに加わることができて光栄です!」
吾妻部長に肩を叩かれ、白石悠真は笑顔で頭を下げた。
都市開発部は会社の中でも花形の部署だ。
その中でも吾妻部長率いるプロジェクトチームは優秀で、白石は入社4年目にして念願のチーム入りを果たすことができた。
しかも白石を推薦したのは部長の吾妻だった。
「ありがとうございます!」
白石は目に熱いものを浮かべながら、会議室を出ていく吾妻の背中を見送った。
「白石〜!これから忙しくなりそうだな」
同期入社の田部井透が白石の背中を叩いた。
「あの吾妻さんが褒めるなんて、相当買われているなお前」
「そうかな?…だといいんだけど」
吾妻真人は社員から一目置かれている。
30代後半にして大きなプロジェクトを幾つも成功させてきた。
それでいて嫌味がなく、誰にでも紳士的な振る舞いをする。
小柄だが均整のとれた体は、オーダーのスーツを纏うと一層美しさを増した。
普段はメガネをしているが、その内側に隠した切れ長の瞳は鋭く、目が合った者の心をかき乱す。
”吾妻がメガネを外すと、女性社員のキーボードを打つ手が止まる” と言われたほどだ。
「やっと、吾妻さんの下で働けるのか…」
白石は田部井に気づかれないように、目尻に光る涙を拭った。
「なぁ、今夜飲み行こうぜ。祝いに奢るよ」
田部井が白石の肩を抱き寄せた。
「あぁ、いいね。それじゃあ…」
返事をしかけた時、吾妻が会議室に戻ってきた。
「白石、今度のプロジェクトの話をしておきたいんだが、今夜空いてるかね?」
「…あ、えっと…」
口ごもる白石を田部井が肘で小突いた。
「…はい!もちろんです!」
吾妻が形のいい唇の端を上げる。
田部井は少し残念そうにしていたが、肩をすくめて「また今度な」と小声で言った。
* * * * * * * * * *
「ぁあっ…吾妻部長…ッ、そこは…ああっっ」
白石はいきなりペニスを愛撫され嬌声を上げした。
「チーム入りのお祝いなんだ、これくらいさせなさい」
床に膝を突いた吾妻が、白石のペニスにねっとりとしたキスを落としている。
鈴口をなぞる柔らかな唇に、白石は男根を震わせた。
「ふふっ…もうこんなに勃ち上がってる」
吾妻はメガネを外すと、うっとりした表情で白石の反り勃つ陰茎を見つめる。
会社では見せない淫美な顔に、白石のペニスは硬度を上げた。
「また大きくなったね。それにこんなに硬い…もしかして視姦でコーフンするとか?」
「そっ、そんなことな…ああッッ」
吾妻は裏筋に舌を押し当てると、いやらしくそれを上下した。
「根元がドクドクいってるよ…君は…こうされるのが…んっ…すきなんだ…ね…」
「そこで喋ったら…ああッんんんッ…」
吾妻の甘い吐息がかかり、白石は陰のうをプクンと膨らませた。
ふーんエッチじゃん
同じ作者で「ヤンデレ部下」ってのがあるので、この「ドM上司」と対峙して欲しいです。
MM さん 2020年10月28日