秘密の旧校舎、資料室~生徒と逢引~ (Page 2)
どろどろになった自分の手を舐めて、吉泉の尻の穴に指を突き立てる。
何ヶ月も使い古した彼の穴は俺の指をすんなりと飲み込んで、可愛くヒクヒクと呼吸をした。
「んっ、ん」
指の圧迫感に吉泉がケツを振る。
中に入っていく指の第一関節を折り曲げ、前立腺を軽く刺激してやる。
「ァっ!んんんっせんせっ、い、いじわる」
ピンポイントにいいところに当たるのか、吉泉の体が指でついてやるたびにビクビクと跳ねる。
冷たい机の上での彼は、まさにごちそうだ。
指の本数を増やして、しつこく彼の中をかき回した。
彼の脚が快楽でブルブルと震える。
下腹部を見れば、彼の男根がまたそそり勃っている。
俺は彼から指に本をずるりと抜いて、硬くなった自分の肉棒を彼の蜜壺に押し当てた。
「せ、せんせ、ほしいっ」
おねだりする吉泉の顔は、甘い。
あてがった肉棒で彼の肉体を貫き、腰を振る。
突くたびに中で角度を変えながら前立腺と彼の喜ぶ位置を探る。
「んっ、あ」
彼の反応が変わったのを見逃さない。
セックスはコミュニケーションだ。学校では教えてくれない。
相手の表情、反応をよく観察して―――
「んっ!あ、ッあ、っ、あ」
吉泉の声が途切れ途切れになり、鳴く声が大きくなる。
声が変わった位置を維持したまま、同じ場所を何度も突いた。
突けば突くほど、吉泉の表情はだらしなくなり、彼の体は大きく跳ねた。
彼は必死に俺にしがみつく。目じりに涙が溜まっている。
前立腺だけでイける吉泉の肉体は、相手をする側としては達成感という充実感がある。
「あっ、せんせっまたッおれ、イク」
俺を見つめる吉泉の瞳は輝いていた。眉が下がった表情が壊してやりたくなるほどに可愛い。
「あっあっあっ」
短い喘ぎ声が耳に心地よい。
「せん、せーーッ」
天を向いて叫ぶ吉泉。彼の男根からはどろどろと精子が溢れた。
俺はそんな彼の必死な表情と体に興奮し、彼のひくひくきゅうきゅうと締め付ける直腸の中に精を吐き出す。
熱い達成感の中、はぁはぁと息を整える彼に覆いかぶさる。
頭がぼうっとする。彼のぬくもりを感じながら、回らない頭で考える。
彼はこのあと、授業がある。俺は、講義だ。
Fin.
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