星のみぞ知る (Page 3)
「……外でもうまくイけたな…。…星那、もっと足広げて」
月斗の手によって達した星那の両脚を掴んでさらに広げさせ、軽く腰を浮かせるといきり立った自身の先端を押し付ける。
そして、よく解された後孔へ月斗自身をゆっくり、上下に揺さぶりながら段々と深く収めていく。
心地よい圧搾感に自然と熱のこもった吐息がこぼれ、根元まで繋がったその先端で奥を軽くノックする。
「っあ、ァ…は、ぁ…ッ…」
「っ…星那…声抑えないと、誰かに聞かれるかもよ…っ…」
意地悪くそう囁くと、いじらしく必死に口元を押さえる星那にさらに加虐心が刺激され、脚をしっかり捕らえながら強く何度も腰を打ち付けた。
「っん…んンッ……!!」
「っッ、くっ…!…イったのか?でも、まだだから…っ」
激しい律動に固く双眸(そうぼう)を閉じ、背中をしならせながら達した星那のきつい締め付けに歯を食いしばって耐える月斗。
一度達しても休む暇を与えず、再び内壁を擦り上げるように律動をしては奥を幾度も突き上げた。
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「っはぁ…ッ、は……はぁ…」
「ッ…ははっ…声、我慢できてえらかったな。…でも…もっと、お前が欲しい」
先程よりも冷えた空気に包まれながら、二人は白い息を吐き出して同時に絶頂を迎えた。
しかし、月斗のそれは星那の中でまた形を成していく。
まだ休ませる気のない月那は、瞳に熱を灯したまま有無を言わせず一度自身を引き抜き、星那を抱いたままテントの中へ入り込んでいった。
「…次は、俺しか見てないから…」
そう甘さを含んだ囁きとともに、星々から遮られた空間で熱い一夜が始まる。
Fin.
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