濡れ堕ちた先の結末は (Page 2)

恋人が欲しいと思ったのだ。
好きな人が自分には見せない表情で笑いかけていた相手。
そんなふうに自分も、誰かの特別になりたいと思ったのだ。

「日常生活の中で、ゲイがゲイと偶然出会って恋人になれるなんて、そうそうないし。専用の場所のほうが出会えるんじゃないかって思ったんです」

「まあ…そりゃそうだよね。俺だってここ数年の歴代彼氏、全員マッチングアプリで出会ったし」

マサキはふいと顔をあげて、ユキトのほうを意外そうにまじまじと見た。

「ユキトさんは、体の関係だけが目的かと思いました」

ふは、とユキトは笑う。

「違うって!プロフにも恋人募集中って書いてあったでしょ」

「だって、会ってすぐホテルに連れてくるから…僕は今日、ユキトさんに初めてを奪われてポイ捨てされるのかと…」

心外だなぁ…と苦笑して、ユキトはマサキの頭を撫でた。

「マサキくん、キスは?」

「え?」

「キス、したことある?」

そうユキトが問えば、マサキは不自然に視線を泳がせた。耳まで真っ赤に染めたマサキを見て、ユキトは嬉しそうにゴクリと喉を鳴らした。

ユキトの親指がマサキの下唇にふにふにと優しく触れる。なにか言いたげに小さく唇を開いたそのときを待っていたかのようにユキトは親指を離し、そこに口づけた。

「んっ?」

突然のキスに目を丸くしているマサキをよそに、ユキトは唇を食み舌でその輪郭をなぞった。

「ふ…んん…」

それはマサキにとって初めてのキスで、どう反応すればよいのかもわからず、ユキトの唇をただ受け止めるしかできなかった。
ユキトは吸い付いた唇をそのままに、抵抗する様子もないマサキの体をベッドへと押し倒した。その衝撃に任せてさらにキスを深くして、マサキの口内を舌で犯す。
クチュ…とあえて音を鳴らすようなキスを繰り返していたら、モゾリ…とマサキの足が僅かに動いた。膝小僧をすり合わせるようなその仕草は、ナニかがもどかしいときの特徴だと、ユキトにはわかっていて、そこでようやく唇を離した。

「は…ぁ、」

だらしなく開いたマサキの唇が、つやりと濡れている。
頬はすっかり紅潮していて、まるで達した直後のようなハァハァと乱れている呼吸。
ニヤリとユキトは笑い、立てた人差し指でマサキの太ももを突いた。ピクっと突かれた右足が跳ねる。
ユキトの人差し指は、線をなぞるみたいにスルスルと上を目指し、足の間、中心の硬い場所をツツツとなぞった。

「う…」

「キスで勃った?」

「…ゴメンなさい」

「なんで謝んの。俺は嬉しいんだけど」

そう言ってユキトはもう1度、今度は触れるだけのキスをしてからマサキの顔を真っ直ぐと見つめた。

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