おにいちゃんの射精管理 (Page 7)
「…今のってメスイキか?」
貴大は何も出ていない理生のペニスを撫でた。
「ぁ…っ…きもちいい…ナカ…おにいちゃんのでいっぱい…」
「ああ、またこいつがイライラしてきたぜ」
貴大はゴクリと喉を鳴らすと、激しいピストンを開始した。
「ああああらめぇっ!イったばっかなのにっ…ああああっっ!!」
ぶしゃっ!と理生のペニスから、透明な淫汁が吹き出す。
「自分ばっかイキまくって、本当に悪い子だな!」
「ああっあああっ奥ぅっ!奥きもちいいっ…ああああッッーー!!!」
最奥を突き上げるたびに、理生は連続で達した。
「なぁ、いい加減コレ外してくれよ。理生の中に全部注いでやりたい」
「…ああっ…ああっっおいちゃん…僕のそばにいてくれる?」
「あぁ、理生のそばにいるよ。今さらどこにも帰れないさ」
理生の指がコックリングに触れる。
カチッと金属音がして、濡れたコックリングがシーツに落ちた。
「ンァあ…なんだこれ…あああ…っ」
一気にペニスに血と欲望が巡り、思わず目眩(めまい)がした。
貴大は理生に覆い被さると、力一杯抱きしめた。
「出すぞっ…理生の奥に…あああッ!!!」
パチュん!と最奥に肉棒を突き立て、貴大は精を吐き出した。
「ああっ熱い!おにいちゃんの精子が僕の奥に…っ!あああっ!!」
理生は体を震わせながら、長く長く絶頂していた。
「あぁ…理生…」
貴大は優しく理生の髪を撫でた。
…これは束の間の夢ではない。
妻が戻ってくるまでのお遊びなんかじゃ終われない。
きっとここが地獄の入り口だ…。
「俺は、甘んじて罰を受け入れるよ…」
意識を手放そうとしている義弟に、貴大はそっとややさいた。
Fin.
攻めの喘ぎほど汚いものは無い。
理生 さん 2021年5月15日