砂漠の一夜 (Page 2)
これが酔っていない時だったら、どうなっていたのだろう。
罰せられ、死罪になっていたのだろうか。
そんな疑問すらも背徳感を助長させ、背筋に甘い痺れが走るのを感じる。
サクルの舌が這うたびに細い体が小さく反応を示し、腕を捕らえている布に縫い付けられた装飾がチリチリと音を立てた。
さらに性感を与えようと胸元の褐色に映える薄いコーラルカラーの頂きを夢中で舌先でもてあそび、布越しに熱を帯び始めたそれをなでる。
「っ、は…ぁ…サクル…それ、気持ち、いいよ…」
「もっとよくするから…俺だけを感じてて」
予想に反して深く自らを受け入れてくれるアシュラフに、今まで抱いていたほの暗い感覚から灯りがともるような暖かな感情が広がっていく。
もっと触れたい、自分の手で汚したい…愛情とゆがんだ思いが交錯して本能の赴くままそれを口に含んだ。
「あッ…さ、サクル…っ…そんなこと…ッ…」
「いいから…任せて…」
恥ずかしがるアシュラフを優しく制し、舌先や舌腹を使って丹念に完全に形を成したそれを愛撫していく。
「サクル、サクル…っ…も、出る…っ…」
「出して…我慢しなくていい」
せり上がる快楽に逃げ道を探すも捕らえられた腕では叶わず、その情景を見てサクルは目元を満足そうに細めた。
そして限界を訴える彼自身を深くくわえ、幾度も唇でしぼり上げる。
やがて細い腰が震え、放たれた白濁液をサクルは存分に味わった。
*****
服を脱ぎ捨て、すでに服のはだけているアシュラフを抱きしめ温もりを感じながら丹念に未開拓の後孔を指でほぐしていく。
耳元で奏でられる甘い声につられ、ゆっくりと動かしていた指の動きを早めていき、すでに蕩けている内壁を擦り上げる。
普段は凛と王らしい振る舞いをしている彼が、自らの手で愛らしい反応を見せてくれるともう我慢などできるわけがない。
「…もういいか?あんたと一つになりたい…」
「…あ、あぁ……ゆっくり、頼む…」
「大丈夫だ、安心して俺に委ねてくれ」
さすがの王も緊張の色をにじませているため腕の拘束を解き、しっかりと抱きしめ柔らかな声音でそう告げた。
そして、待ちわびた瞬間を余さず味わうように、なにより痛みを与えないよう執ようにゆっくり先端を挿入する。
初めて男を受け入れるそこは狭く、しかし多く快楽を与えられた体は悦びを訴えるようにうねりあげるてくる。
「っ、く…ぅぅ…っッ…」
「はっ…ッ…アシュラフ…力を抜け…」
挿入される圧迫感から苦しげな声を漏らしていたアシュラフを労わるように、少しずつ腰を揺らして慣らしながら奥まで繋がった。
「っ…わかるか?…奥まで入った……これで、あんたは…ッ…俺のモンだよ…」
「はぁッ…はっ…あぁ…ははっ…嬉しい、な…」
双眸(そうぼう)を澄んだ湖畔のように潤ませながら、はにかみ笑むアシュラフに理性は限界を迎え、サクルは衝動的に腰を前後に動かし始めた。
突いては腰を引いてを繰り返すたび淫靡な水音が耳に届き、それがまた欲に火をつけ律動が激しくなっていく。
「さく、サクル…っ…ぁ、あァっ…もう、ッ…」
「…っ…あぁ…イく時は一緒だ…っ…」
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