僕の犬、彼の人
異種族が集まる全寮制の学校で出会った獣人×人間のドキドキ初エッチ。逞しくて格好いいのにすごく優しいヤマちゃん(攻め)とちょっぴりあざと可愛いまこ(受け)のラブラブカップルが放課後の初エッチをきっかけに…!?
「ふぁ…あ、っ…ヤマちゃん、もう…」
「や、もうちょい…三本くらい入れないと痛いだろうから我慢しろ」
ヤマちゃんことヤマトくんと付き合い始めて三ヶ月、キスをしたり抜き合いをして過ごしてきた僕たちは、今日初めてエッチをする。
ずっと抱かれたかった僕は先週くらいから夜になると自分の指を入れてアナルをほぐしてきた。
そんな僕のアナルに、今は彼の太い指が二本入っている。
ぐちゅぐちゅと音をたてて窄まりをほぐす指は時々前立腺をかすめて、外なのに声が漏れそうになる。
『お尻、準備してるからいつでも抱いてね』
授業が終わったあと、彼の腕に抱きついた僕は背伸びをしながら立派な耳に唇を当ててそう告げた。
本当は寮に戻ってからエッチをするはずだったけど、待てないって吠えた彼に引っ張られた僕は今、校舎の裏で下半身を晒している。
僕の恋人は犬の獣人属で、立派な耳と尻尾がある。異種族が通う学校があると知った僕は親を説得して全寮制のこの学校に入学した。ここでは数少ない人間だ。
ふわふわの尻尾と凛々しい顔立ちに一目ぼれして、二年の終わりに告白した僕は幸せの絶頂にいる。
「…ぁ…やだ、イっちゃう…っ」
(練習中の前立腺だけでイったことはないし、ペニス扱きたい…ムズムズする…)
160㎝の僕より20㎝くらい大きくて筋肉質な彼はそれなりに威圧感があるけど、その指遣いは驚くほど繊細だ。
気持ちよすぎて泣きそうな僕を優しく抱きながら、ゆっくりゆっくりアナルをほぐす。
イきそうなのにイけない。アナルに夢中な彼は僕のペニスのことを忘れているらしい。
硬くなった前立腺に気付いたのか、ぐりぐり指で押しあげてくるくせにイきそうになると指が離れていく。
焦らされているみたいで苦しくて、短い息を繰り返す僕をあやすように頬を擦り寄せられる。
「まこ、もう一本入れるぞ」
校舎に背中を預けているとはいえ、片脚をあげっぱなしでアナルを弄られるのは結構きつい。
彼の優しさが腹立つくらいじれったくて、かわいこぶる余裕がなくなってくる。
「っ…あ、ぁっ…ひぁっあ、やだっイく、イくってばっ」
「触ってねぇから大丈夫だろ?」
増やされた指が奥まで押し込まれて圧迫感が増し、アナルの中をほぐそうとしている指が体内でバラバラに動く。
不規則に前立腺を刺激する指に目の前がチカチカし始めて、僕は射精しないまま中でイった。
脚ががくがく震えて、上手く呼吸ができないくらい気持ちがいいのに彼は指を抜いてくれない。
イったばかりの前立腺をぐりぐり弄るからイってる感覚がずっと続く。
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