脱童貞は先輩で
体育会系の上司 露川(つゆかわ)レイジに、同学年だという事を知ってから童貞だということでバカにされてしまった平凡な会社員 田中次郎(たなかじろう)。「童貞なんてその辺で捨ててこいよ!」と笑われ、それなら先輩で捨てさせてくださいと提案して……
「えー!お前まだ童貞なのかー!」
ガハハと笑う上司は筋トレが趣味の体育会系。程よい筋肉とコミュニケーション能力、それに加えて顔もいいが、仕事ぶりも優秀で、会社でも大人気の若手実力派と期待されている人材。それに比べて、彼の部下になった新人の僕はといえば、同じ部署の人と話すのもビクビクとしてしまって影で陰キャだなんだと悪口を言われているのを知っている。反論もできない自分が嫌だ。
二次会ですっかり酒が回っているのにも関わらず、まだ酒の入ったジョッキを傾けて、恥ずかしげもなく僕の童貞を何度もデカい声で笑っている。僕と同学年だったと知って急になれなれしく話してくるようになった。
正直こんな体育会系の人間と関わりたくないし、バカみたいに顔が良くて、どう考えても自分の好きなタイプのど真ん中を貫いていなければ部下として働くだけでも嫌だったかもしれない。
「童貞なんてその辺で捨ててこいよ!ははは!」
「その辺って……じゃあ、先輩で捨ててもいいですか?」
「んー?俺と、って3Pでもする気か?好きなとこ連れて行ってやるよ!」
「いや、先輩の家がいいんですけど」
「うちに呼ぶのかぁ?まあ、なんでもいいけど、ならお前自分で好きな子探して呼んでおけよ」
「わかりました」
*****
先輩の家に招待されて、もちろん誰も呼んでないから二人きりの空間。先輩は家に帰るなりベッドに横になって眠ってしまう。酒に強いのかと思っていたけれど、そうではなかったようで好都合だった。
そのまま眠った先輩の服を脱がせて、自分の脱いだ服と共にベッドの下に投げすてる。サイドテーブルに置いてあるローションを手に取って先輩の後孔に触れて丁寧に慣らしていく。
ある程度、指が抜き差しできるようになったら自分のそそり立った肉棒を軽くしごいて、先輩の後孔にゆっくりと先端を挿入する。
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