幸せな耳フェチのおはなし (Page 6)
「ぁあっ、ふぁあ、っん〜〜〜」
「京一、ゆるゆる〜」
「だって、…あんっ、ちから…はいん、ない〜」
「ほら、後ろに手ついて」
「あ、うんっ…ひゃっ!」
騎乗位で、京一は身体を後ろにそらせた状態で下から突き上げるのが大好きだ。すごくイイトコロに当たるらしい。
「あっ、もうダメ〜も、んうっ…い、イキたいよ〜!」
京一は耐えきれず、自分のペニスを擦りはじめた。下からガンガンにと雅人に犯されながら、自慰をする様なものだ。雅人は刺激的な視界の暴力にさらされ、みるみる絶頂をかけ上がる。
「あっもうダメ、ひっ…んあっあっあっ、い、イクっー!」
「あ、んん、お、オレももう、げんっかい!」
腰を一層強く打ちつけ、恍惚とした京一の射精する姿を見ながら雅人も果てた。
「ごめん、中、出しちゃって…」
「ううん、俺もそんな余裕なかったしね」
力の抜けた雅人のペニスを挿れたまま、2人は身体を寄り添わせていた。前屈みの京一のアナルは緩み、注がれた白濁が伝い落ちている。
「ちょっとシャワーで落としてこようか」
京一は身体を起こすと、雅人を連れ立ち部屋続きにあるガラス張りのシャワーブースへ移動した。シャワーブースからも庭に出られるようになっていて、向こう側に露天風呂が見えた。
京一がシャワーをひねると、ほてった身体に気持ちいい温度の水が流れ出る。お互いの精液でまみれたひどい有り様だった。京一は身体を流しながらおもむろにまた自分の指を後ろに入れるので、雅人は驚いてしまった。
「きょっ、京一?!どうしたの?」
「え、だって中のヤツ出しとかないと」
「いやいや、ちょっと待ってよ〜そういうのさ、俺にやらせてくんないの?」
「そんなんしたら、またしたくなっちゃうじゃん。いいの?」
「いいに決まってるでしょ!」
そう言って、京一の指を引き抜き背後に跪いた。
「ね、俺にもやらせて?」
そう言うと、雅人は指を京一の中へと進めた。中は身体以上に熱くてぬるぬるして、イヤらしく雅人の指に絡みつく。もうそれだけで雅人も下半身に熱が再び集まっていくのを感じた。
最初のうちは、指を少し曲げて奥に残された精液をちゃんと掻き出していたが、すぐにそれ以上の意思を持って動き出した。
ふにゃふにゃのアナルは、与えられる刺激に蠕動(ぜんどう)し3本に増えた指をもしっとりと包み込んだ。
「もう、指なんかじゃムリだ!京一、もう一回挿れるよ?いいよね?」
「…あんっ!う、うん…も、早く、はやくぅ〜っんあ!あああっ!」
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