誕生日は解禁日 (Page 4)
そうこうしているうちに、樹くんが何かローションのようなものを手に取り、僕のお尻の方に触れた。
「あぁ…っい、いつきくん・・・!」
その小さな窄まりを樹くんがつついてきて、そのまま指が入ってくる感覚。
「あ、あ…っ」
「痛い…?」
正直よくわからない。
経験したことのない、変な感覚だった。
でも、その時僕はとにかく樹くんにえっちなことをしてもらってることに興奮してアドレナリンが大放出していた。
「あ、だ、だいじょうぶ…もっとしてっ…」
「千紘、可愛い」
僕の答えを聞くと、微笑んでさらに指を入れてくる。
スーパーイケメンの樹くんが、爽やかに笑いながら僕のお尻に指を入れて掻き回してる姿を誰が想像できるだろう。
僕はその姿を見逃せないと思いながらも、お尻の未知の感覚に耐えるのに必死だった。
「う、ぁ、ん…っあ!」
そのうちに身体に電流が走ったような感覚がきて、僕は慌てて樹くんにしがみついた。
「あ、樹くんっそこっ」
「気持ちいいの?」
「うん…き、気持ちいい…っ」
「もっとしてあげる」
「あっあーっん、ぁ、やぁっ」
ひたすら指を出し入れされ、そのうちにいつの間にか樹くんが裸になって僕に覆い被さってきた。
「千紘…入れるよ?」
「…ぁ、ぅん…っ」
樹くんが僕の中にゆっくりと入ってくる。
その圧迫感に身体が悲鳴を上げていたけど、それ以上に僕は感動に打ちひしがれていた。
夢にまで見た恋人とのセックス。
樹くんとようやく繋がれた喜びを、全身で味わっていた。
「あ…っん…樹くん…好き…っ」
「うん、俺も…千紘のこと大好きだよ。ずっとこうしたかった…」
「あ、…っはぁ…っぁあ」
「ゆっくり動くね…?痛かったら言って」
「ぅん…っあ、はぁ…あっぁあ」
樹くんが控えめに僕の中を突いてくる。
その度に自然に声が漏れてしまって、恥ずかしいけど抑えられない。
最近のコメント