敗北勇者の成れの果て
ある日突然トラックにはねられて異世界にトリップした優太(ゆうた)。魔法陣から召喚された優太は勇者として旅立つことになったが、特別な力などは授かっていなかったためすぐにモンスターに負けてしまう。そのまま魔王城に連行された優太に魔王が言い渡した内容とは……?
「ああぁあ、や、も、やめ、やめてぇっ……!」
「やはり人間は軟弱だな」
優太は豪華な飾りに囲まれたベッドに拘束され、魔王の性器をその身に受け入れていた。もう何時間行為が続けられているかなど忘れてしまうほど身体を好きにされ、発情する魔法をかけられ、さらには魔王の許可を得るまでイくことのできない呪いをかけられてしまった。優太の性器からはダラダラと先走りだけが流れ、果てることのできない苦しさから彼は苦しみの声を上げることしかできなかった。
「ゃ……も、むり、だからぁ……っ」
「だったら早く俺の言葉に従ったらどうだ」
「そ、れは……」
「従えないのならこのまま続けるしかないな」
「そ、んな」
魔王は優太の言葉に聞く耳など持たず、さらに呪文を唱えて優太の身体に触れてきた。途端に優太の身体はさらに敏感になり、あられもない声をあげてしまう。そんな彼を見て魔王はにやにやと笑い続けている。
「やだ、ぃやだぁっ……もうダメェッ……!」
「これくらいで悲鳴を上げていたらもたないぞ?楽しみはまだまだこれからだ」
優太は魔王の言葉に絶望しながら涙を流した。
*****
ある日突然暴走してきたトラックにはねられた優太は、気がついたら異世界の魔法陣の上に立っていた。勇者様の召喚に成功したぞ、これで我が国の未来は安心だ、そんな声を聞きながら困惑していた優太はあっという間に準備を整えられ、魔王討伐の旅に出ることになってしまった。
しかし、優太はあくまでも普通の日本人であった。異世界にやってくる時に何の力も与えられなかった彼がモンスターに勝てるはずもなく、あっけなく負けた彼は魔王城まで連行され、拘束されたまま魔王の前に転がされることとなった。
この先自分はどうなるのだろう、そう震えていた優太に魔王が投げかけた言葉は残酷なものだった。
「俺の性欲処理の奴隷となれ。そして俺の子供を産むのだ。それが嫌なら死ぬがいい」
優太は恐怖のあまり答えることができず、しびれを切らした魔王が優太の身体を蹂躙(じゅうりん)し始めたのであった。
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