何を考えているかわからないクールで冷たい兄に執着無理矢理えっちされる話

・作

母親が社員旅行で家を開ける3日間、兄の誠司と過ごすことになった優。いつも何を考えているのかわからない兄との3日間に不安を募らせていた優だが、そんな優の元に大学の友人である大地から「今から家に来いよ」と連絡が来る。誠司にとっても悪くない提案だと思い、話を持ちかけるが…。

「じゃあ母さん行ってくるけど、2人とも仲良くするのよ。誠司、優のことよろしくね」

母さんがにこやかにそう言って、俺と兄貴の顔を見る。

「ああ、行ってらっしゃい」
「俺もう子供じゃないんだし、わざわざ兄貴に頼まなくてもよかったのに…」

「そんなこと言わないの。誠司だって仕事で忙しいのにわざわざこっちに帰ってきてくれたんだから」

じゃ、行ってくるわね。
そう言って母さんはキャリーケースを引きずり、軽やかに家を出て行った。

今日から3日間、母さんの会社の社員旅行らしい。
いつもは俺のことを心配して断っているみたいだけど、さすがに俺ももう大学生だし、成人してるしで説得して行ってもらった。

…たまには母さんだって息抜きした方がいいし。

「…」

チラリと隣に立つ兄貴を見上げる。
兄貴は大手企業に勤める、いわゆるエリートというやつで、いつも何を考えているのか全然わからない顔をしている。
…俺のために帰ってきたって言ってたけど、兄貴は面倒に思ってたりするのかな。

「…どうした?俺の顔をじっと見て」
「あ、いや…別に」

じっと見過ぎたからか、バッチリ兄貴と視線が交差してしまい、気恥ずかしさにそっと目を逸らした。

「じゃあ、昼飯にするか。…お前のために土産を買った」
「え?」

一方的にそう告げると、兄貴はさっさとリビングに行ってしまう。
土産?土産って…また無駄遣いしたのか?

嫌な予感に冷や汗を滲ませながら、俺は兄貴の背中を追いかける。

*****

「優、ほらこれ。お前この前、そろそろ秋服が欲しいって言ってただろ」

似合うと思って買った。
なんて言いながら、受け取れないくらいの量の紙袋を兄貴は俺に差し出してくる。

「…兄貴、これ…高いんじゃないの」

服のブランドの知識なんて俺にはないけれど、そんな俺でも聞いたことのあるブランドマークが紙袋には印字されていた。
兄貴は帰省するたびに俺にものを買ってくる。…それもとびきり高級なやつを。

「そんなことはどうでもいい。…ちゃんと俺の選んだ服を着てくれ」
「はは…」
「今日の服だって、…どうして俺の選んだ服を着ていない?俺が前に買ってやった服はどうした?」
「…いや、だって兄貴の買った服着るの…高くて緊張するし」

大学と家の往復だけの生活をする俺に、そんな高い服なんて必要ないだろ。
そんな言葉をしまって溜息を吐いたとき、尻ポケットに入れていた携帯が鳴った。

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