培養研究~異種交配に身を捧げた男~ (Page 6)
「女になりきれず、引っ付いたままのペニクリから飛び出るザー●ンも、たわわな乳房から噴き出す母乳も、新しい命の誕生を歓迎しているんだ。君は30分前に破水してね…。ジェリーパスを外に出すには、今まで味わったことのないくらいの絶頂を迎える必要があるのさ。君は初産だから、失神しないよう僕の方で感度増強剤を投与している。手すりを離すなよ――それ、思い切りイキめッ!!」
「うぉッ!?うぁああああああああ――ッ!!!」
朔はエビ反りになって叫んだ。ペニスに繋がれたケーブルは、電流装置だったのだ。そこから火花が飛ぶほどの強力な電流が流され、肉が焼けるような臭いが立ち込める。目にも留まらぬ速さで乳房まで擦られ、噴水のように高く上がる彼の潮は10リットルを超えただろうか。
「あぅ!うぁッ!!出る出る出るッ!!赤ちゃん…私の赤ちゃん生まれるゥ!!ペニクリもぉ…雄子宮も気持ちよすぎておかしくなるゥゥゥ――ッ!!!」
ここにまた1人、世界を老いから救う生命体…ジェリーパスの魅力に憑(と)りつかれた男が誕生した。
朔は出産に夢中で、分娩台の周囲に並んだ培養槽に気づいていないのだ。その中には、彼と同様に津野田の第一助手を志し、姿を消した者たちが全裸で浸っていた。彼らは皆、ジェリーパスを産んだ経産婦なのだ。
ジェリーパスが好み、子種を宿すのは高飛車(たかびしゃ)な若き男の子宮内。津野田が発明した培養液は、中でも呼吸ができるため、出産イきの悦びを知った名器を簡単に手放そうとは考えていなかった。
研究員たちも、明るい未来を描くため…自身の人生を捨ててまでも津野田の意思を持ったジェリーパスに子種を植え付けられては、出産するといった世の不条理に身を投じている。ある者は連続妊娠を希望し、複数体産んでもまた産みたいと臨月の腹を膨らませていたし、朔が出産する前日に初めての子を産んだ者は、自身の乳房に吸い付き、母乳を摂取する我が子を愛おし気に見つめていた。
そして、この度新しい命を誕生させた朔も例外ではない。
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「あぁ…博士の大きいおち●ぽ、おいしい…。博士の気が済むまで舐めますから、お願いします…私はもっとアナタの研究のお役に立ちたいのです…雄膣突いて孕ませてください…。何体でも産みたい…自分で産んだ子供たちにも犯されたいのです…」
我が子への授乳を終えた朔は、ガラスの向こう側で彼の育児姿を見守る津野田に頼み込み、溶液の外へ出してもらっていた。初産から1年経った日のことである。外に出た朔は、待ちきれないと津野田を馬乗りになって押し倒した。手荒に彼のスラックスを下げ、曝け出した巨根にしゃぶりついて離れようとしない。腹部に力を入れては、アナルや膣から培養液を吐き出し、己の指で弄(いじ)る始末だ。
「朔…君は昨日新たに2体産んだばかりじゃないか。母体としては名器なのだが…こんなに性欲が強い奴だなんて、困ったものだ。ジェリーパスだけで満足せずに僕自身のペニスまで求めてくるとは。妊娠中の腹も特別に生で突いてやっただろう?少しは身体を休めたらどうだ」
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