白い蛇は推しと恋をする (Page 3)

答えをいう前に俺はベッドに押し倒される。
抵抗なんてしなかったのだから答えはいったようなものだ。
推しに抱かれるなら本望…。

「ねぇ白蛇さん、白蛇さんにとって、僕はただの推しでしかないのかな?」
「えっ…」

推しっていったの聞かれてたー!
いやそこではない、夕凪くんのこと…。

「僕は違ったよ、白蛇さんのこと、どんな人だろうってずっと考えてた、そしたらこんなに可愛い人だったなんて…」
「かわ…」

可愛いってなんだよっていおうとしたが、俺も夕凪くんのこと可愛いって思ったのでそれと同じなんだろうなと思った。
愛おしそうに自分を見つめる表情、優しく肌に触れる手、それをみて、感じて、たまらない気持ちになる。
目の前の夕凪くんのことを考えると胸がきゅうと苦しくなる。

「夕凪くん、俺…、俺…も、夕凪くんのこと好きかも…?」
「ほんとですか!?」
「いやなんか…夕凪くんにそこまでいわれて、胸が苦しくなって…、恋かもって」

そういうと夕凪くんは俺を抱きしめる。
嬉しい嬉しいといいながらキスをたくさんして。
可愛いなぁとおもいながら俺は夕凪くんに体を委ねた。

「ん…ふぁ…」
「気持ちいいですか?白蛇さん」
「きもちい…」

俺はペニスを優しくしごかれていた。
徐々に速くなっていく手の動きに自分の情けない声が漏れる。

「きもちい…まっ…イっちゃうッあッ…んっひぃっむりぃっ、だめぇっあッあーッ」

喘ぎ声をあげながら夕凪くんの手の中で果ててしまった。

「可愛い…白蛇さんっ…」

そういうと夕凪くんは俺のベッド脇に置いてあったローションを手に取り、中身を手に出すと、俺の秘部に塗りたくり、慣らしはじめる。

「ベッドにこんなものがあるってことは僕以外の誰かでヌいてたの?…妬いちゃうな」
「んひぃっ…ごめんっなさっ…」
「いいよ白蛇さん、今日から僕なしでは生きれなくしてあげるから」

あれ?夕凪くん実はSっ気ある?
そんなことを考えている間にも秘部に入る指は増えていく。
ある一点を指が掠めた時、体がびくんと跳ねた。

「あッ…」
「ここが…好きなの?」
「んぁッあーッ…んっ、ひぃっ、きもちい…あッしゅきぃっ」

気持ちいいところを執拗に突いてくる夕凪くんに俺は喘ぎながら首を振ることしかできなかった。
イきそうになった瞬間、手を止められ、指を抜かれる。
そしてその代わりに熱く固いペニスの先を押し当てられる。

「入れていい?」

その問いに俺は頷くことしかできなかった。
体が熱い、夕凪くんがほしい、それしか考えられなかった。

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