エッチ中に恋人に声を出してほしい男VS絶対に声を出したくない男 (Page 3)
俺はリュウタの背中に手をまわし、力を入れて抱き寄せ、ベッドに座るかたちになった俺の上に座らせる。
所詮、対面座位というやつだ。
「~っ!?」
重力の関係で、一気に奥まで挿入され、リュウタは目を見開く。
『ずっとやってみたかったんだよね。この体位。』
俺の上に座らされて、顔を真っ赤にして快感に耐えるリュウタを至近距離で見つめる。
いつもはシーツや枕で口を押さえたりしているが、この体位ならそんなこともできないので、ただひたすら耐えるしかできないのだろう。
俺のお腹に手をおいて、ぷるぷると震える華奢な身体がなんともいとおしい。
『可愛いリュウタ…』
「うっさ…い。…変態だ…」
『はいはい。誉めてくれてありがと』
「ちが!…んっ」
俺は、リュウタの腰に手を添え、そのままゆっくりと胸付近に近づける。
乳輪の近くをぺたぺたと触ったり、触れるか触れないかくらいで先端にかすめたり、やわい刺激を与えた。
「ちょ、カケル…もう」
『ん?』
リュウタは顔を真っ赤にして、眉を下げつつもじっとこちらを睨む。
明らかに期待している目、だけどもどかしそうな表情。
リュウタの言いたいことは大体わかるが、簡単にはお望みに答えるつもりはない。
「なんか、きょう、いじわる」
『ふふ、そう?…リュウタはどうしたの?不満そうな顔して』
「別に…ん…ね、わかってる…でしょ」
『えー?わかんないな。気持ち良くさせたいのに、リュウタが声ださないからどこが気持ちいいのかわからない』
「いつも触ってるくせに…!んっ…」
『気持ちいい声も、それくらい素直に出せばいいのに』
片手で胸をさわりながら、もう片手はリュウタの腰、おしり、内腿までさげる。
内腿をツーっとなぞると、リュウタは背中を少しそらせる。
リュウタの男性器は完全にたちあがり、ふるふると震えている。
目も涙目で、今にも泣き出しそうだ。
強い刺激がほしいのか、胸を動かしたり腰が動いているのは無意識なのだろうか。
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