優しいカレシに『ラブホでなんでもする券』を渡した結果 (Page 3)
「ちょ…もうそこばっか!」
「ん~…」
ベッドにもつれこんで、かれこれ15分は経った気がする。いや実際はもっと短いのかもしれないが、その間佐野はずっと直接的な刺激はせずに愛撫をしてきた。
俺の服を脱がしてきたくせに、胸をはだけさせたと思うとやさしく周りを触ったり、やっと下半身に手が伸びたかと思えば太ももを触って撫でるだけ。
抗議するも、はぐらかされて手を止めようとしない。
「祐太…腰うごいてる…」
「~!誰のせいだと…!」
「うん…俺のせいだね。俺のせいで刺激もらえなくてウズウズしてる祐太可愛い…」
「な!?」
もう我慢の限界で、自分の右手で刺激をしようとする。しかし、佐野はすぐに俺の手の動きに気づいて、手を掴んで動きを制止させた。
「こーら。だめ。俺の好きにさせて」
「も…やだあ…」
「可愛い…たくさん我慢させちゃったね。ごめんね?我慢できて偉いよ祐太…」
「ひゃ!?」
佐野は、ずっと触ってこなかった胸元の頂きを突然つまみだす。突然の強い刺激に思わず声がでてしまった。
急な刺激がきたと思うと、そこからは今までが嘘だったかのように、佐野は胸に強い刺激を与え始めた。片手で、つまんで捏ねて押し潰して…口でも吸い付き、舐めて、軽く噛んで…。
「んん、や、急に…!」
「んー…」
休みなしの絶え間ない刺激。目の前で俺の胸を、佐野の逞しい手が弄り、佐野の端正な顔が吸い付いている光景はあまりにも目に毒すぎた。
直接的にも、視覚的にも犯され、俺は遠くから押し寄せる快楽の波を感じた。
「や、ダメ、それ以上は…!」
今までも胸を愛撫されたことはあるが、ここまで焦らされた末に刺激を与えられるのははじめてだった。
そして、今までは感じたことない、射精とは違った感覚がきて急に怖くなる。俺は、まともに言葉を発する余裕がなくなり、佐野の頭を手で掴みどうにか制止を訴える。
「…」
しかし佐野は、止めるどころか更に刺激のスピードを上げた。激しく、たまに急にやさしく緩急をつけながら。
左胸を吸っていた口は離れ、顔は俺の顔に近づき、また激しく口づけを交わした。その間、空いた左胸にはすかさず佐野の手が入り込み、両胸と口内を同時に刺激されてしまう。
快楽の波はどんどん近づいてくる。怖い気持ちと、気持ちいい感覚で頭がいっぱいになり、もう佐野のされるがままだった。
「んあっ…!あ、んん~!」
ジュッ…
「んんっ!?…あ!?ん!?しゃの…んん!」
佐野が、俺の舌を捕らえて吸い付いた瞬間。快楽の波が砦を越えた。
身体の奥の方から感じる震え。
俺の腰は勝手にのけぞり、意識がぼんやりとして、強い刺激を全身で受け止めた。
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