僕のパパは、えっちで優しいサディストです (Page 2)
手足を達磨のように緊縛され、マットレスに転がされる湊人。陰部を大きく晒したまま身動きのとれない彼の貞操帯が、真哉によってゆっくりと外される。既に窮屈そうに全体を赤らめていた花芯は、解放とともにぷるんッと愛らしく勃起していた。
「湊人、粗相のないように頑張りなさい」
「…は、はい」
そわそわと集まってくる男たちを不安げに見回しながらも、湊人の全身はじんじんと火照り、薄ら汗ばんでいた。性器の直接的な挿入を除いて、愛撫の内容に制限はない。時間は十分程度と短いものの、今の湊人にはどんな触れ合いすらも甘く官能的だった。
「あぁッ…」
「湊人くん、耳が弱いんだね」
「乳首もぷるぷるしてる。気持ちいいよね、こうやって舌先でころころされるの」
愛撫には湊人と同じ立場──つまりは『ウケ』『ネコ』の男性陣も参加する。湊人も例に漏れずそうであったが、みな一様に整った顔立ちで愛嬌があり、パートナーからの調教で淫乱な肉体と思考に仕上がっていた。
「ンひゅ、ぁ…ンッ…ッ、く…」
「カウパーびしょびしょだよ? このままイッちゃうかな?」
「ぁ…ぁッ…ンぅぅ…」
「お尻もすごく締め付けてくるね。ディルドの抜き差しが大変なくらいだよ」
真哉に抱かれるときよりも、格段に多くの手が指が口が、湊人の体を同時に責めたててくる。鈴口や裏スジに押し当てられるローター、肉筒を掻き回すイボ付きのディルド、指先で弾かれる乳首のピアス。脇や鼠径部を触られるだけでも快感に喉が仰け反り、湊人の喘ぎ声は一段と高くなっていった。
「ぁ…ンぁぁ…パパ…ぁ…たす、けて」
「あと二分だよ、湊人」
「ンはぅ…ンぅ…ぁ、あぁッ…」
「湊人くんは真哉パパが大好きだもんね」
「頑張ってパパからご褒美もらえるかな? それともオジサンたちの手で射精しちゃうかな?」
その後、制限時間終了のベルが鳴るまで何とか持ちこたえた湊人は、息も絶え絶えな様子でぐったりとしていた。すっかり昂らされた全身は、どこもかしこも性感帯。汗と涙と涎にまみれた顔を蕩けさせ、真哉からのご褒美を待ちわびている。
「さぁ、湊人。皆さまに見てもらいなさい。お前の恥ずかしくて可愛いらしい姿を…」
生まれたての子鹿のように四肢を震わせながら、湊人は再び好奇の目に晒された。先程まで拘束されていた手足に残る僅かな痛みと、背後に迫る真哉の気配への並々ならぬ高揚。バックから羽交い締めにされた湊人は、ぐっと上体を起こして挿入された瞬間に、気付けば射精してしまっていた。
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