騎士陥落〜永遠の檻の中〜 (Page 6)
「ふふ、なんで君が謝るんだよ。かわいいからまた勃っちゃったじゃないか…んッ」
「ま、またぁ…ッ!ン、〜ッ、あん、アッ!んあぁッ!」
今度は正常位でペニスを挿入された。自然に脚は広がり、無意識のうちに俺は娼婦のように善がり狂う。ルイの指先は、どんな状況下においても否応なしに俺を肉欲に溺れさせてしまう。
「あぁ…ッ!ぅんンッ、ぁう、んぁ、ルイッ、もう…ッ、ゆるしてッ、〜あンッ!」
乳首を抓られながら、前立腺目掛けてルイの怒張が俺の胎内を一際大きく突いた。今さら耐えきれるわけもなく、俺は大きく背中を反らせながら絶頂を迎えた。
「くっ…あ、ふふ…ノア、後ろでイったんだね」
「ん、え…?あ…あ、そんな…」
涙で霞んだ視界で自分の下半身に目を向けると、絶頂感があったにも関わらず、俺のペニスは半端に勃起したまま透明な体液をだらだらと流しているだけで、射精していなかった。
「あんなに気高かった君が、散々中出しされて女の子イキしちゃうだなんて…」
「違う…ちがう、俺は…」
心が身体の変化に着いていけない。絶望と自己嫌悪に挟まれて狂いそうになりながらも、俺はルイのもたらす快感にたやすく溺れてしまう。
「こんなことなら、もっと早くこうしていれば良かった」
そう呟くルイの瞳は暗く、薄い笑みを浮かべる表情はどこか儚かった。それに見惚れていると、彼はまた俺に深く口づけをする。
「ん…ふ、んう…ッ」
舌の根から絡め取られるようなキスに身を任せていると、横からコーエンの太い声が聞こえた。
「オリヴィエ。もう我慢の限界だ…良い加減、俺たちにも味見させろ」
その声には気のせいか焦りが感じられる。俺が縋るようにルイを見ても、彼は静かな狂気を孕んだ笑顔を浮かべるだけ。
「君たちには世話になったからね。ノアの口でも手でも好きに使ってくれよ。もちろん、ココだけは誰にも譲らないけど」
「〜あぁあッ!!ん、あ、ァ…ッ」
ルイは独占欲を示すように俺の腰を強く引いて、ペニスで最奥を突いた。不意打ちの快感に俺はまた胎内をうねらせ絶頂を迎える。この快楽には終わりはない。
無数の手が、俺の身体を這いずり回る。コーエンの怒張が、遠慮なく俺の口内を無理やりに犯す。
既に俺は、この得体の知れない狂宴に身を任せることを選んでいた。
「ノア、約束だったよね。僕たち、死ぬまでずっと一緒だよ」
俺はこれからも、きっと永遠に苦しみ続けるのだろう。
Fin.
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